北米では、マリッジカウンセリングというものがある。


日本ではあまりなじみがない言葉だけど、まあ、夫婦関係を良好に保つため、離婚の危機とかなったとき、第三者を通して、修復しようってことなのかな。


で、マリッジカウンセリングは主に、結婚後のカップルが受けるものなんだけど、


プレマリッジカウンセリングというものもあり、結婚前に、今後起こるであろう問題を考えたり、お互いの価値観を知る、将来のゴール(仕事、子供の数)なんかをこれまたカウンセリングを通して話す。


と、あまり私も詳しく知らないのだけど、彼の会社の保険が適応される1年で5万円分くらい使えるらしく、使わないと翌年に持ち越せないので、マッサージセラピーなどに使ってる人もいるみたい。

そのなかにカウンセリングも保険の対象としてあるようで、興味もあり二人で、婚前カウンセリングを受けることに。


1セッション(1時間)$100と結構する。全部で5セッション受けることに。

質問は下記のような内容。40代の女性、social workerって事だった。あれ?心理学士ではないのかな?


1セッション目


>今日は誰の提案でこのカウンセリングに来た?

>あなたはカナダに住む事をどう思ってる?

私>カナダに住むのは私的には大丈夫、でも、日本にいる家族が心配。両親は年だし、妹は数年前に精神病で入院歴もあって、仕事はなんとかしているけど、自立は無理。私が家の後継ぎだから、小さい時から養子をもらうように言われて育てきた。親の反対を押し切って結婚するのはほんとは気が引ける。

両親に認めてもらって結婚したい。


>お互いの嫌なところは?


彼>彼女がすぐカンシャクを起こすところ

カウンセラー>何が原因であなたは怒るの?どんな時?彼の何が気に入らない?具体例をあげてくれる?


私>何度行っても同じことを繰り返す。移民申請の書類を作成するときに全く手伝ってくれなかった。一な話を聞かない

カウンセラー>一人でやってる気がしてサポートが欲しかったのかな?その気持ちを貴方は彼に言った?

中略


彼>僕は大きな音や声を出させるのが昔から嫌い。彼女が突然キレる時、父親を思い出す

カウンセラー>お父様はどんな方だったの?彼女が静かに言い方を変えれば少しは違う?



などなど、自分の中でも気付かない部分を少しづつ引き出していくかのような感じがありました。


カウンセラーの人が彼にする質問があまりにも、私がききたい事とか、私がきいてもはぐらかす内容だったから、彼の返答を聞くのがおもしろかったです。


あっという間に1時間経ってしまった。次回はお互いの家族について聞きたいってことだった。

家族の中で大きなことを決める時は、誰が決める?喧嘩はあるか?などちょっと考えてきてくださいとさ。


結婚ってやっぱり違う文化の家庭が、ドッキングするから育ってきた環境とか大事だし、

違う環境で育った二人がいかに妥協点を見つけ、またオリジナルの物を作り上げていくってことなんだよね~。お互いの家族背景を知る事はきっといろんな面で大切で、しかもココが違うから、じゃあこうしたらいいかもね的なアドバイスでもくれるのかしら。


2回目は2日後です。楽しみ