先日、精神統合失調症の男性が、ゲストで授業に来た。


看護師目線で見れば、一目で、「ん?この人精神病持ってる?」って疑うような、格好と表情でしたが、

彼はとても、自立していて、自分の病気をよくわかっていたし、幻聴に未だに悩まされながらも、自分なりの気分転換方法、例えば、太陽の光にあたる、運動をする、読書、人と会うなどをして、自分の病気をコントロールしていました。


私は恥ずかしながら、精神病、特に統合失調症とか診断されたら、生活の自立はそうとう難しいんじゃないかと、思ってたけど、彼に会って考え方が変わった。病院にいるときは、精神病があって自殺した後の患者とか、みてきたけど、身体的な問題を改善することが先だったので、その患者さんの退院したあとの事とかはあまり、考えてなかった。まあ、それは急性期で働いてたら必要のなかった事かもしれないけど、今後は、患者さんのもっと将来的な事も、考慮して看護に励もう。