【「親を困らせたい子どもなんていない」と信じて大丈夫！】
よく聞かれる２才のイヤイヤ期はまだ可愛いかもしれません。
成長と共に暴言や乱暴に、これが我が子かと情けなくなる。
小学生になるとやる気を感じられなくてイライラする。
それが高学年になると白けた態度にムカつく！
親は子どもの成長とともに
あんなにベビーのときは純粋で可愛かった我が子の変化に
驚き、悩み、自信を失い・・・
何とかしようとしても空回り・・
手に負えない、と悲しくなる・・
人には自己防衛機能があります。
大人でも心が弱っているとき、
例えば子供の反抗にどうして良いのかわからないとき
その辛さから逃れるために
何とか子どもを変えようと必要以上に厳しく叱ったり
時には子どもの気持ちを理解しようと自分を抑えて苦しくなる。
ところが、子どものエスカレートする我がままに
「わざと怒らせているではないかしら。」
「どこまで要求が通るかためしているのではないかしら。」
と、深読みして考えてしまったりします。
お子さんとの距離は深まるばかり・・
お母さん自身がご自分の辛さの原因を探してみたいのかもしれません。
本当にお子さんはママを困らせたくて我がままを言っているのでしょうか？
お子さんにも自己防衛機能が働いて、
それが攻撃的な態度になることの方が多くあります。
ただ「私の気持ちを判って！」「私を見て！」の幼い表現と考えてみませんか？
その幼い気持ちの表れは我がままという形で見えるかもしれません。
お子さんが何を不安に感じているのを推し量ってみてください。
「赤ちゃんの妹にはママはいつもニコニコ顔なのに私には怒っている。」
「もっと甘えたいのに、ママは忙しそう。」
「大好きなママにもっと自分を注目してほしい。」
たった！たったそんな理由？
心のモヤモヤをママに簡単に知らせる方法が困らせること、だとしたら・・
叱ったり、なだめたりではなかなか解決しませんよね。
判ってもらえないと次はもっととエスカレートするばかりかもしれません。
ママを困らせたい子どもなんていないこと、
これは信じて大丈夫です。
お子さんの気持ちが荒れてきたら心の中を推し量ってみてください。
そして、それを言葉にしてみましょう。
「ママともっと一緒がいいの？」
「幼稚園で困ったことがあった？」
「妹ちゃんのお世話ばかりでイヤなの？」
ポイントはお子さんの心の言葉を聴くことです。
聴いて、解決してあげようとか、教え諭そうなどとしなくて大丈夫！
ただ、「ママが自分の気持ちを認めてくれた」それだけで
随分お子さんの気持ちは落ち着いてくるはずです！
育児相談をさせて頂いたママさんから、私からのメールにお返事をきました。
毎日の子育てに疲れたり、悩んだり、不安になったり・・
誠実に育児をされているお母さんだからこそですよね。
どうか、今しかないお子さんとの時間を楽しんで、かけがえのない日々を笑顔で過ごして下さいね。
いつも心から応援しています！！
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子どもの気質を知って、本来持つ能力を伸ばしてあげましょう。
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川崎医療福祉大学、武井祐子教授「子どもの気質質問紙」を参考に
SweetPeaオリジナル質問紙を使用します。