"더 로드: 1의 비극" 2021.8.4~9.9(全12話) 韓国tvN 韓国公式サイト
ニュース番組アンカーのスヒョンは
体を張った取材で成功を収めてきたが、
義理の父であるソ会長と政界の癒着を告発しようとした矢先、
息子のヨヌが誘拐される。
必死になって犯人を追うスヒョン。
しかし、犯人の追跡に失敗し、
事件は悲劇的な結末を迎える…
事件の舞台「ロイヤル・ザ・ヒル」は上流階級層が住む高級住宅エリアで、
そこは巨大な密室だった。
犯人はすぐに捕まるかと思われたが、
第一の容疑者と思われた男は遺体となって発見される。
事件の裏には複雑な人間関係と、
政財界の闇が潜んでいた…
原作は法月綸太郎の『一の悲劇』。
先日見た「医師ヨハン」も
日本作家の小説が原作だったけど、
そういう流れができているのかな?
とにかく人物関係が複雑で、
しばらく人間関係がよくわからず、
ストーリーもつかめず
離脱しそうになった…
Cinem@rt公式サイトよりお借りしました。
上流階級での利権争い、
放送局内での地位争い、
家族同士のいがみ合い、
ねじれた人間関係だらけ。
あっちもこっちも怪しい人ばかりで、
何度も何度もどんでん返し。
チ・ジニの演じるニュース・アンカー、ペク・スヒョン。
物語はスヒョンの視線で語られるんだけど、
いちいち、分かった風な感じで説明されるのが、
ちょっとうっとおしい。
しかも彼自身が秘密を持っていて、
それを隠して語る思わせぶりなシーンにイライラする~
キム・ヘウン演じるNo.2アンカーのチャ・ソヨン。
「医師ヨハン」の時とは違って、
色っぽいキム・ヘウンさん。
しかし、このチャ・ソヨンというキャラ、
上昇志向が強すぎて、
そこまでするか?と共感できず…
ユン・セア演じるスヒョンの妻、ソ・ウンス。
しかし、理解できないキャラといえば、
このウンスが一番かも。
良妻賢母の顔の裏で、
実は何考えてるのか、一番よくわからない。
謎めいたシーンをいっぱい盛り込んで、
どんでん返しするために、
ストーリーを複雑にしすぎて、消化不良。
伏線回収しようとして、
ちょっと無理矢理過ぎませんか?
そして何より、
登場人物に全く共感できず…
誰もが自分勝手で、
子を思う親の心すら、身勝手な自己満足。
ストーリーを追うのにいっぱいいっぱいで、
1人ひとりの人物描写が薄っぺらい。
なんかパターン化されてるっていうか…
実力派俳優の力もあって、
何とか最終話まで見ることができたけど、
見終わって、
結局何だったんだろう、っていう…
最後まで見たら
何か救いがあるかと思ったけど、
全然なくって、暗いドラマでした。