週末はアンティークマーケットが出るというので行ってきたドーセットの小さな町、
あいにく雨でたぶんお店もそう出ていなくて、すぐにほかに移動しましたが、
帰る途中で娘の彼の家によることになっていたので何かお土産を買おうと考えていました。
夫が途中のサインに、ドーセット(州)の名物のビスケットがあるというのを見てここにあるお店で買いました。
缶入りをお土産にし、私も食べたことがなかったので袋を買ったのですが、
どんな味か分からないので途中で袋を開けて味見をしてみました。。。
実物はこれ
見た目、小さなバンズですが、硬い!水分がないぱりぱりのパンでした。
ガリっという音を立てながらかじるとほのかに甘さはあるのですが塩気も味も何もなし!
説明書きを見てみると
パンを作った後にできた残りの生地を小さな丸い枠(形はドーセットノブボタン)に入れマキを燃やすオーブンの残りの熱で一晩中焼くのだそうです。
朝になるとこれらのビスケットは水分は無くなり硬く焼きあがります。
そしてもちろんかなり持つそうです。
以前ドーセット州に有る町、シャフツベリーに行った時の記事で、中に、上のドーセットノブボタンの写真があります。
当時の農夫はこれに砂糖と紅茶をかけて朝食にしたのだとか。。
また割ってバターかチーズをのせて食べるとか。。
って知らないから、、買っちゃったけど、
結局お土産は無しで、
ロンドンに戻ってから、上のレシピに従い作ってみました。
お茶と、砂糖をかけたもの、、
・・・・・・まずい
娘は砂糖と (冷たいままの)ミルクをかけて食べてみると、此方は割とおいしかったです。
でもそれだけ、誰も手を出そうとしません。。。
せっかく買ったのにどうしようかな?
思いついたのが
パン粉にする! (試したのはあら摺りですが)
こうするとトンカツに使う市販のよりかなり細かいものになるけど、串カツ作ったり、フライなどにはいいのではないかと思います。
せっかく効率よくあまりものを使って作られたこのビスケットの使い方が見つかってよかったです。