浜離宮恩賜庭園 散策① からの続きです。


広い庭園を歩いて、御茶屋が点在する辺りにやってきました。

将軍様が休憩したり、客人をもてなしたりするのに使ったようです。

そりゃ、こんな広いとこ歩いたりしたら休憩するとこ必要よね照れ


鷹の御茶屋

鷹狩りするときに使ったらしい。

見学できます。

休憩するだけって感じて広くはない。


燕の御茶屋

中には入れません。覗けます。

一段上がったスペースは将軍様用。


松の御茶屋

こちらも外から見るだけ。ぐるりと廊下があり、ガラスが反射して中は殆ど見えなかった。


一番大きな中島の御茶屋

水上にデッキが張り出してるので、そこからも景色を楽しめます。

ですが、こちらは有料の御茶屋さんになってるので、注文しないと入れません。


折角なので休憩を兼ねて入ってみました。

メニューは抹茶と和菓子のセットのみ。

お抹茶のみでもOK。


和菓子は何種類かあり、ランダムに出てくるのかな?私のは桜の和菓子。

可愛くて綺麗ピンクハート

グループだとそれぞれ違うのをセットしてくれてるっぽかった。

お茶もお菓子もとても美味しかった。



休憩後もぐる〜っと端の方まで一通り歩いてみました。

馬場跡や観音堂跡などもありました。

園内には鴨場が2ヶ所あり、もうひとつの方も行ってみました。先ほどの鴨場よりひっそり。

地図を見ると、残されてるのよりも多くの小覗があったようです。


特に表示板が無く素通りしてたけど、地図を見て気付いた吉宗ゆかりのトウカエデ。

何本かあるうちの一本です。

どういうゆかりなのか、ちとわかりませんが、どれも大層な巨木に育ってます。

ちょっと登って座りたくなるような枝分かれしてる木もありました。


寒緋桜か鮮やかです。


余力があったら、旧芝離宮にも足を伸ばそうと思ってましたが、疲れてしまったので今回は浜離宮のみ。


出口付近にあった盆栽たち。

上段左のは三百年の松とあったから、あの松の枝から作ったのでしょう。

あと、菜の花畑は秋にはコスモス畑になるようです。それも綺麗そうですね。


ちょうちょちょうちょちょうちょ


元々は鷹狩場で、そこから甲府宰相の別邸を建てたのち、将軍家の別邸となり、維新後は皇室の離宮として利用され、昭和二十年に都に下賜され今に至る…という歴史ある庭園。


庭園を見渡せば、周りには大きなビルが林立していて、よくぞこんな都会の真ん中にこれだけ広大な敷地を…と思うけれど、最初は江戸の海っぺりのど田舎の土地だったのよね。

でもこれだけ立派な庭園に仕立て上げ、維持して来たのはさすが将軍家だわ。

園内の木は本当にどれもこれもかなり年数がたっていて立派なものばかり。


今こうして庶民の私が素晴らしい庭園を散策できるなんて、なんて幸せなことなのでしょうキラキラ

景色を楽しむのはもちろんのこと、江戸時代の頃のことを想像してみるのも中々楽しかったです。


リーフレットには都立文化財9庭園のリストが載ってました。

行っていない所の方が多い‼️

これからひとつずつ制覇しなければと思うのでした。

帰りの電車内広告に六義園の夜間開園のお知らせあったし。夜桜かな?

旧古河庭園は薔薇の季節に行きたいと思いつつ行けてないんですよね。

また、新たな楽しみができましたスター


今日の歩数は15,000歩位でした。

まあまあ歩いたねウインク