とりあえず、車に乗りいつも通りキスをしてくれた。
本当に何も変わってない。
むしろいつもより優しかった。
車を走らせて、先に話を切り出したのはりょうだった。
りょう「あのさ、話あるんだけど、仕事の事なんだけど…」
私「うん、どうしたの?」
りょう「実は、俺自分で経営する事になった。」
私「え?今の仕事?経営者になるの?」
りょう「今の仕事じゃないんだ…。今のはやめて、新しい仕事。それで、色々手続きとか支度あって連絡できんかった。ごめんね。」
私はこの言葉を聞いた時、もしかして、夜の仕事はやめて、昼間の仕事になるのかな!?って期待した。
私「そうだったんだ!大変だね。で、なんの仕事になるの?」
りょうは言うのを少しためらったけれど説明し始めた。
りょう「実は今の仕事のオーナーから紹介されて、デリヘルの経営する事にした。」
私「??デリヘル…?ってなに?」
私はまだデリヘルという仕事を何も知らなかった。
りょう「コンパニオンみたいな仕事だよ。」
私「…?よくわからないんだけど、夜の仕事なの…?」
りょう「うん…。今度は雇う側で、女の子を客に派遣させなきゃならない。」
この時、もっと深く仕事内容を聞いていればよかった。
でも私は…
「そっかぁ…なんか大変そうだけど、頑張って!」
反対もせずに、応援した。
りょう「賛成してくれるの?」
私「うん!」
りょう「ありがとう、反対すると思った!」
そりゃ、私があまり理解できない程度に仕事内容をぼかして言ったのだから
賛成もできたよね…。
たとえ、反対しても無駄だったでしょ?
私に話す前に準備はできていたんだもん…。