あまののブログ

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きままに映画やアニメ漫画等レビュー

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音量を上げろタコ!何歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!を見てきました。
実際には見に行ってからもう2週間以上経過しているのですが、熱が全然冷めません。

この先完全にネタバレですのでお気をつけてください

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1.映画概要
2.映画の見どころ
3.劇中曲について
4.本との違い
5.総合評価


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1.映画概要

カリスマロックスターシンと、売れないストリートミュージシャンふうかの話。
ふうかがボーカルをしているバンドが路上ライブをしていたその日、ふうかは声量が全然ないせいでバンドをクビにされる。とぼとぼ帰るふうかが、道端で血を吐いて倒れてるシンを助けるところから映画は始まる。
その日からシンはふうかの日常をかき回し振り回す。
ふうかのソロ路上ライブを見に来て大暴れしたり、ふうかの宝物のギターを壊したので弁償したり、行きたがらないオーディションにふうかを無理やり連れて行ったりなどなど。
そんなふうに、助けたその日から振り回されているうちに、ふうかはシンの声帯ドーピングの秘密を知ってしまう。
さらに、シンは声帯ドーピングのしすぎで喉はズタボロ、次叫んだら声帯は張り裂けて歌うどころか声が出なくなってしまうというところまできてしまう。
その最期の歌声で稼いでやろうと、音楽会社社長がシンを追い回すのだが、ふうかがシンの手を引き逃げる。
シンの歌声を守るために、ふうかが声帯ドーピングのルーツである韓国に手術を受けに行くことを提案。
手術を受けると、声帯ドーピングによってもたらされていた奇跡の歌声は失われるが、声を失うことはない。
韓国まできた2人は社長の追っ手にみつかり、シンは追っ手を振り切るためにはちゃめちゃしちゃって、結果韓国で逮捕されちゃう。
その後ふうかは日本で、絶叫の歌姫として大活躍!
てかんじのエピソード。
ざっくり。

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2.映画の見どころ

この映画は、わたしはラブロマンスだと思ってる。コメディじゃない。これはラブロマンス。そう思ってみて。

あともう阿部サダヲのかっこよさ。
もうはんぱない。
阿部サダヲといえばおかっぱのクセのすごい役ばかりのイメージだったんだけど、今回の役は全然違う。
4オクターブもの音域を誇るカリスマロックスター役という誰しもにかっこいいと思わせなきゃいけない役なわけである。
このロックスター、シンなんだけど、映画中盤までは特にどうもおもわない。かっこいいな〜、変だな〜、ワハハくらいのもの。
そのイメージが一気にかわるのは、後半の話題のキスシーン!
シンが韓国で捕まっちゃうあのシーンで、ふうかがシン!とパトカーの窓を叩く。
何とかしてシンが窓を開けたと思うと、ふうかは「叫んじゃダメ!」っていうわけ。
そこでシンがチューする?普通そこでチューする?
「あとは頼んだ」とか、「おまえが俺の代わりに歌え」とか、「おまえならやれる」とか他に言うこといっぱいあったよね?なんでチューしたの?
と、このシーンがわたしにずっと刺さってしまってもう3週間経とうとしてる訳です…
このキスシーンで、映画の前半を思い出す。
なんでカリスマロックスターがただのストリートミュージシャンのライブに行ったの?しつこく構ってたの?オーディションに引きずってまで連れてって、追われる身になればふうかの元に表れて。
好きだったんじゃないの〜〜!?だからチューしたんじゃないの〜!?って思うと冗談抜きで1週間は夜まともに眠れなかった。

見どころと言えば、ふうかのかわいさも見てほしい。
吉岡里帆は他の出演した映画やドラマをみたことがないからわかんないんだけど、めっちゃかわいかった。
ふうかは、でもでも、と立派な言い訳を並べたり、引っ張ってもらわないと自分からはあまり動けない女の子。
その子がシンと出会うことで、何かが変わっていくところがめっちゃかわいい。
印象に残ったシーンは、韓国で2人がギターをひいて歌っていたら、追っ手が村を襲撃する。
今まで引っ張られた側だったふうかが、「こっち!」とシンの手を引いていく。その対比がたまらん。
追われてるのはシン、全く関係のないふうかがどうこうする義理なんてないのに、手を引いてっちゃう。
何なら一度冒頭で命を救ってるのに、何度だって救っちゃうふうかに痺れちゃう。

以上、手を引き引かれるようなふたりの関係性がこの映画の見どころかなとおもいました。

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3.劇中曲について

あいみょんやHYDEはもうすごいのみんなわかってるのであえてここには書きません。天才、以上。

ここではチャットモンチーこと橋本絵莉子の曲、ゆめのなについて話したい。
この曲は、ふうかがバンドをクビになったあと、シンと出会って変わりつつあるときにふうか自身がかいた曲、という設定。
映画では、すこし声量がでてきて、路上ライブでも割と成功したかんじの描写がされている。
これは、頑なに「声出すのなんてかっこわるい。音楽は、わたしは気持ちを大事にしたい」なんて言ってたふうかが、バンドをクビになったって曲げなかった信念で、それをシンがあっさり変えてしまったあと。
そこでふうかは、
「わたしはロックスターで、あなたはわたしに夢中
 今すぐここから抜け出して」
と歌うわけなんだけど、はじめこれ、わたしはシンの曲かと思いました。
シンは文字通りロックスターで、たくさんの人を夢中にさせていたし、映画終盤はふうかに腕を引かれて連れ出されるってシーンが印象にあったから。
でも、よく考えたらこれふうかがかいたっていう設定で、題名は「ゆめのな」
これはふうかが夢見てることなんだと、ロックスターになって、あなたを夢中にさせて、ここから抜け出したいっていうふうかの夢。
ここでいう「あなた」っていうのがだれなのか、シンなのか、バンド内で付き合ってた渋谷くんなのか、はたまたファンのみんななのかはわかんないけど。
でもたしかにふうかが夢みたことなんだろうな。
妙にもやもやした物言いの歌詞も、とてもふうからしいな〜とおもってめちゃめちゃにピッタリな曲でした!

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4.本との違い

映画をみて2日は、なんでそんな結末になったのかとかシンとふうかのことを考えてた。
3日目にパンフレットを買って読んで、4日目に本を買いました。監督が書いたやつ。
感想としては、イマイチでした。
物書きじゃない人の本って、構成とかは最高でも文章力とかですっかり覚めちゃう場合があるんだけど、今回それでした。
三木監督はずっと監督やら脚本家やらをしていたらしいので、物書きじゃないかと言われたらよくわかんないから、ただ単にわたしが合わなかっただけかとも思う。

違いとしては結構色々あって、まずシンの喉はもう手遅れなので、声帯移植をしなくてはいけないという部分。
映画では手術をしよう、でおわりなんですが、本ではふうかの声帯を移植したいという流れで、「俺の声になれ」と言われてる。
あと大きな違いとして、この小説はふうかの一人称視点で物語が進んでいくんですが、ふうかがシンに恋をしてる!
あのわたしを夢中にさせたキスシーンも、なんとふうかから、これ以上叫んではダメとキスしてる。これは衝撃の事実。
映画には出てこない女性キャラクターに嫉妬したり、声帯移植を承諾したり、これはもう完全に恋してる。
これは映画を観てて感じなかったのでとてもびっくりした。監督が書いたので間違いはないとはおもうけど、わたしはシンからキスに一票。これは変わらないし変える気もないし公式だけどあえてこっちに一票。
あとは映画の最後にシンが収容所にいるシーンなんかは小説で描写されていませんでした。
それくらいですかね。

この小説を読んで、映画と違う部分も多少あって、また映画を観に行きたい気持ちになりました。

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5.総合評価

映画総合としては、そんなに面白くないのかも?
しきりに売り文句としてる、「やらない理由を探してんじゃねぇ!」っていう、みんながどこかで感じてることをテーマにしてるわけでもないし、ミュージシャンたちの生き様をテーマにしてるわけでもないという印象。
ただわちゃわちゃしてるだけで、何を伝えたいっていうのがないのかな?と思いました。
コメディ的にもわたしにはあまり刺さりませんでした。クスッとはたまにしたかな〜くらい。
でもでも、ラブストーリーだと思うと最高に楽しい。
40のカリスマロックスターと、20のゆとり女子のラブストーリー。
最高やん…DVD買うわ…

以上、音量を上げろタコ!何歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!の感想でした。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

また気まぐれに映画感想をあげていきたいとおもいます👋