環境省自然公園指導員伊豆半島ジオパーク認定認定ガイド河津ふるさと案内人他諸々を担っている土屋光示さんの元、天城山のほぼ原生林に近い自然林巡りへ
河津降水確率80%でしたが、天城山で私達は雨にあたることがほとんどなく、逆に活きいきとした植物たちを見る事が出来ましたよ
lucky
苔が可愛らしい
姫沙羅は雨に洗われてツルりん美人な素肌を見せてくれてました
こちらが人の手の入ってないほぼ原生林の自然林
明るくて表情豊かでしょう
同じ場所に立って振り返るとそこは
人が植えた杉林です。蜜暗いイメージよね
光示さんのガイドの元、ズンズン森を進みます。
森の地面は落ち葉でフカフカ🍂
歩いていて気持ちイイ〜✨
でも振り返れば迷子。
ドーンと出てきたのは、ブナのマザーツリー🌲
木肌の苔がスゴイ
共生するキノコもスゴイ
台風で何年か掛けて枝が折れて倒れています。
大木が倒れると光が差して、
そこで新たな命が生まれます。
大木が肥やしになり、芽吹いて大きく育ちます。
命の循環が続いていく、夢と希望ばかりのお話が続くと思いきや…
実はそんなに甘くないのは、
天城の山でも起こってるんです
よく見て〜
ブナの木の純林ですが、
大木ばかりで、子供の木が無いんです。
辺りがツルりんこ。
子供が育ってないの
なんで
それは、鹿🌱🦌が食べちゃってます
適正数2,000頭が現在20,000頭以上🦌
増えすぎ原因は温暖化かな
雪が積もらないでしょ。
温かいから繁殖連鎖が早くなってる。
子鹿が冬越えしやすくなってる。
他にも理由はあるでしょ。
そして、悠々と生えてる木もありますわ🌳
ちょっとおどおどしいですね。
アセビの木、毒があるから鹿は食べません。
枝がメデューサのように伸びていて光が差さない。
天城の山からブナの木が姿を消す
アセビどんどん増えてます。
倒れた木を天然プランターにしてまでも
アセビ増えてます。
ブナの聖地 雄と雌のように仲良く手を繋いで
枝と同じだけ広い大地に大きく根を張り大地に伸びて、天然のダムを作っている。
実は生き物の栄養源母なるブナの木🤱
森を守るには、出来ることはたくさんあるけど
土屋光示さんが目指すのは、まずはこの美しいブナの原生林に近い自然林を多くの人に見てもらい感動してもらうこと
実はここ、のっぺらぼうの場所を囲ってみたら
なんと
元のアマギササや木々達が生えてきたの
つまり土の中では植物が生きている🪴
柵で鹿から土地を守れば、戻るの
でも広大な土地。そして国有林。簡単には出来ないのね。
まずはみんなに知ってほしいよ
今ある天城の原生林に近い自然林🌲🌲🌲
天城の原生林に近い自然林の特徴は、
木肌に生える苔です
ここまで苔が生える森は天城が1番
天城の保水力は、もの凄い降水量の雨が降っても下里に害を及ぼさない保水力
ブナの落葉はミルフィーユ状の層となるためたくさん保水してくれ、少しずつ湧水として流れでます。
有り難や、有り難やの御礼杉✨🌲
帰りぎわに、天城の御礼杉を見かけました。
徳川幕府の森に植えられた御礼杉
その太さは周りの杉より群を抜いて大きかった
土屋光示さんご案内ありがとうございました
来月もお届けします✨🤗