いつもと変わらない日常
変わらない部屋
なのに・・・
毎日が煌いて見える。
それは・・・
君がかけてくれた魔法。
・・・ありがとう
★★★
彼と出会ったのは、ちょうど1年前。
午後の営業まわりが終わり、ちょうど会社に戻ろうとしたときに雨に降られた。
通り雨だからすぐにやむだろうと思い、近くのカフェの軒下に入った。
ところが、雨は一向にやむ気配がない。
時刻は午後3時。
「・・・会議間に合うかな。」
「あの、よかったらこれ・・・」
一本のかさを差し出された。
そっと呟いたつもりだったのに。
「あ、いや・・・あなたも会社戻れなくなりますよ?」
「あ、俺は迎えの車まわしてもらえるんで。あなたこそ、大事な会議なんじゃ?」
そうだ・・・今日のプレゼンは絶対失敗できない。
3時15分・・・走って自分のデスクから折りたたみを引っ張り出してくれば間に合う。
「あの!もう少し待っててもらえますか?すぐに戻るので!」
「え・・・」
無我夢中で走ってた。
普段なら、パンプスの中に水溜りの水が入るのすら、ありえないくらい怒りたくなるのに、
気にもせず走ってた。
ビルに着くと、エレベーターが来ない。
もどかしい。
こんなときに限ってなんでこないのよ!
一目散に階段に向かって走ってた。
オフィスのある7階につくころにはヘロヘロだった。
デスクから自分の折りたたみをひったくって、また一目散に階下へ行く。
人並みをうまくよけながらさっきのカフェへ戻る・・・
・・・いた!
「よかった。間に合って。」
肩で息をしているわたしを見て笑う。
「ハハハ・・・マジで走ってきてくれたんだ。ありがとう。」
何、この人ありえない。
そんな第一印象だった。
時計を見ると、3時40分。
「やっば・・・あたし戻るんで。」
「ちょっと待って。これ。」
と差し出されたのは、1枚の名刺。
「大野智・・・え、うそでしょ?」
変装も何もしていない彼に気づかなかった。
「そんなにビビること?」
とふんわりとしたいつもの笑顔で聞かれる。
「あ、いや・・・その・・・」
芸能人ってこんなものなの?と思わず言いかけた言葉をしまった。
「良かったら、今度ご飯でも、ね。
「え、いや・・・あたしなんか、ねぇ。」
「だって、こうやってこれ、返しに来てくれたし。お礼させてよ。」
かさを指差しながら言う、彼のいたずらっぽい笑顔に惹かれる。
「・・・はい。あ、名刺お渡ししますね。はい。」
「紺野美織さん・・・よろしくね。」
そこから私たちの関係は始まった。
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とりあえず、書いてみましたw
即興なのであんまり自身ありません。はい。
ゆっくり形にしていきたいと思います。
ちなみに今回は西野カナさんの「このままで」をもとにお話を作りたいと思います!
ではでは♪