先に書きました北千里小学校
には小さな図書室がありまして、
読書の時間にワタクシが直行していた本棚には
怪盗紳士アルセーヌ・ルパン集 と
名探偵シャーロック・ホームズ集 が
ズラーっと並べられていました。
今時の小学生よりも随分と幼い小学生でしたが
人の好き嫌いはすでにハッキリしており、
ワタクシの御眼鏡に適ったのは断然アルセーヌ・ルパンでした。
っていうか…大ファン…否、ほとんど恋に落ちたと言えます…
学校でも読めるのに、「自分のものにしたい」という気持ちから
おこずかいを貰うと その足で本屋に走って毎月一冊ずつ買って帰り
自分の部屋で想像膨らませながら読むのが楽しみでした。
中学生になって、芸能人などに興味を持ち始めると
ルパンへの恋心も薄れ、そのうち忘れてしまったのですが・・・
パリの街を歩いていて ふと、ルパンの足取りを思い出し、
「そういえばルパンってフランス人だったんだ…」と気付いた次第。
(子供の頃は「ナニ人」なんて意識しないで読んでいますものね。)
で、早速ルパンを追って、行ってみましたよ。ラ・サンテ刑務所へ!!(爆)
彼が幾度となくお世話になった場所ですもの!
あと、ルパンの生みの親、作家モーリス・ルブランMaurice Le Blancのお墓参りもねっ☆
次はこの続きで、奇巖城
を訪ねます。