ブログネタ:好きな昔話は?
参加中小さい頃から何度も読んだ絵本によって、性格が形成されるって説があります。
うちにある童話の絵本はなぜか「マッチ売りの少女」だけだったので、妄想ばかりしてキラめくことのない青春を送ってしまいました。
なので、もし自分に娘ができたら恋愛下克上「シンデレラ」か計略万歳「白雪姫」をあげようと思います。女たるもの、待ってるだけでは幸せにはなれぬ。そんなんじゃ、寒空の下でマッチ擦りながら天に召されちゃうから。
それはそうと、日本の昔話で好きなのは「雪女」です。
土曜ワイド劇場が好きな小学生だったので、当時「萌えー」って言葉はなかったけど、勝手に脳内でアレンジしてキュンとしてました。
雪山で、じいさんは殺せても若者は見逃す雪女。きっと若者に一目惚れしたに違いないです。相当イケメンだったと思われます。「しゃべったら殺しに行く」とか無理な約束までしちゃって、ドキドキしながら雪女は立ち去ります。
見逃したことで山のヌシに怒られたけど、大して気にせずに、変装してちゃっかり若者の家にいき、嫁になります。子供も産みます。若者は見た目だけかと思ったら中身もステキで、雪女が苦手な暑い日も「休んでていいよ。俺やっとくから♪」って言ってくれちゃう。夫婦になって1年もすれば殺伐とした関係になるのに、ほんといい男を捕まえたよね。
でも、雪女はネガティブな性格なので、きっと毎日「この男、いつか喋る」ってドキドキしてたんじゃないかと思うのです。好きになればなるほど。「早くしゃべっちゃいなよ!」ってイライラしながら寝顔を見てたりしたんじゃないかと思うのです。
そして雪が激しく降る夜。ついに若者は、雪女に出会った日のことを妻に喋ってしまう。本来なら子供も若者も殺さなきゃいけないんだけど、情が移った雪女はそのまま立ち去ってしまいます。そんな約束無視しちゃえばいいんだろうけど、きっと山の掟とかそんなんがあるんだろうね。でも、雪を踏みしめながら雪女はきっと「ほっ」としてたんじゃないでしょうか。ものすごい切なくて苦しくて悲しいけど、女の幸せをフルコースで味わった訳だし、泣きながら笑って雪山に消えたのです。
書きながら、「銀魂」のさっちゃんが頭に浮かびました。