今日は アリスが 数少ない(←本人談)友人ら(←しかも 学生時代)と 飲みに行っているので、放し飼いにされた cheeは 結構 やりたい放題 やっている。


まずは、 前々から目論んでいた 

コミックの大人買い を決行。


山岸涼子センセの バレエもの、第一部 全十巻


コミックの大人買い なんて、学生時代に古本屋で 

横山光輝センセの 三国志 全六十巻 を

持ち帰り で購入した以来のこと。

(両の手に 三十巻ずつ持ち、ヒィ~ヒィ~ 言いながら 電車に乗った記憶がある。)


今日購入したのは 大きめサイズの単行本だったので、十巻でも、十分重かったよあせる。 

あの時、よく 六十巻も 持って帰れたものだ。


アリスと一緒のときに購入すれば 持ち帰りも随分と楽なのだが、

それは出来ない事情が ある。


アリスは 世の中の 多くの男性陣同様、オンナのお買いもの に 付き合う のが そんなに好きではない

っつーか、どっちかっていうと、 キライ

(←本人の口から 何度となく聞かされている)


私は もともと 一人で買い物するのは好きなのだが、休日なぞは 

アリスと一緒に ショッピングー を楽しみたいと 考えている。


多くの男性陣 同様、お付き合いが浅い頃は、 オンナの お買いもの、時には購入を目的としない ウインドゥショッピングー ですら 文句ひとつ言わず、楽しそうに付き合ってくれていた。ような気がする。


今の我々の ショッピングー パターンは 

ショッピングセンター、ないしは デパート内にて


私 → 「 あ、ちょっと ここのお店見ていい?」

アリス→「 じゃ、そこの ベンチにいるわ。」


と、アリスは座れるところを探し、文庫本を読んでいる。 又は 本を広げたまま ガックリと寝こけている。


今日(コンニチ)のこれは、まだいいほうだ。


以前は、

「見なくていいから。」

とか、

「もう 帰ろうよ。」

とか、すぐ不機嫌

(←私の すぐ とアリスの すぐ とでは、時間の進みが違うから そーんなに すぐでもないかもしれんが汗。)

になっちゃったりして、全くもって 辛抱がなかった アリス。


カップルが 一緒に あーでもないこーでもない と、仲ムツマジクお買いものをしている姿を 羨ましく妬ましく思いながら お目当ての品を 一人で探し、迷い、悩み、 しかし、一定の時間を過ぎると 

「もういいからパンチ!。」と アリスに 連行されてしまう そんな 日々であった私の不満は募るばかり。


あんまり 私が ブ ブタ言ったもんだから、

アリスも 譲歩して、 「本があれば・・・」 と言ってくれるようになった。


それから、買い物に行く際は、まず本屋さんへ行き、 

アリスに本を買い与えるところからスタート。

アリスも 買い物に一緒に行くと、本を買ってもらえる と思い大人しく

付き合ってくれる。(←最近、本好きになったアリス。 )


アリスは お小遣いが少ないので、

自分で買わずに 買ってもらう 

という方法を 編みだしたのである。


一生懸命 稼いできてくれるのに、十分なお小遣いも 持たせてもらえないなんて、 可哀そうなアリス。 


しかーし、 一度に多くの現金持たせると ろくな事がない

(前科アリアリ)ので、週毎に ちょびっとずつ持たせているのだ。

已むをえまい。


どうしても 足りなくなると アリスから


(財布をみせながら) もうこれしか ないのですが・・」 とか 

「 本日は 飲み会なのですが・・・」と、


お小遣いを おねだりしてくる。


・・・ちなみに、我が家では これを (金の)むしーん(無心) と呼んでいる。・・・


本人も お金持つと ろくなことに使わないと 自覚してるのかなんだが、 


「こんなには 必要ないよ。」


と 返金してくることすらある。


アリスも 意外と 無心ごっこ を 楽しんでいる、と(都合良く)認識。



それで、本屋さんで一度に買っていいのは、なんとなく 2冊位 まで。


言葉に出して 決めているわけではないのだが、 なんとなく。


そんな時、  山岸センセの バレエもの 第一部 全十巻 を発見。

(すでに、第二部が 出始めていた。)


何を隠そう、私は 子ども時代 チョー 漫画オタクだった。 

いい年した 兄弟も読んでいたので、 たかが マンガ とバカに出来ないような すんごい 風刺モノとか、歴史モノとか、家族モノとか、戦争モノとか、超常モノとか・・・・


とにかく、ありとあらゆる分野の 漫画を 読んでいた。 

当時 私の 子供らしからぬ 妙な知識は 多くが マンガから得たものだった。


山岸センセの作品も よーく読ませていただいていました。


とある頃から、 マンガそのものも なんか すたれてきたような感もあり、本屋さんでも 片隅に追いやられ、私も大人になり、今 読んでる 

マンガものといったら アリスが 買ってくる ビジネスコミック のみとなっていた。


だもんだから、本屋さんで ソレらを 見つけたときは 


うっわー。山岸センセ、まだ 漫画描いてたのか

(←すげぇ 失礼あせる。 すみません。)


欲しい・・・

すっごく 欲しい・・・・・



しかし、  暗黙の了解で 冊数制限を課している(かもしれない)私が アリスの前で大人買い するわけにもいかず、 アリスと一緒のときは 買えずじまい。

しかしながら 週末 アリスと本屋さんに立ち寄る度に 気になっていた私。

 

アリスは 別に 私が大人買いしようが 気にしない ような 気もするのだが、

なんとなく バツ が悪いので アリスが いないときに 

こっそり 大人買いしよ


と 思っていたのである。


そして、それを 本日 ついに 決行した。

全十巻を 次々に (本屋さんの)買い物カートへ入れた時の快感ったらラブラブ



でも、ちょっと、高かったな汗・・・