「日本は子育てするのに危険すぎる」
アメリカは日本より治安が悪いエリアや銃があるから危険、というのは、確かにそうなんですが、それを踏まえても日本の方が私は危険だと思っている。
なぜって、それは、日本人は平和ボケしすぎているからです。子供が一人で道をフラフラ歩いている。子供が一人で留守番してる。駐車場にとめた車に子供一人乗せたまま買い物に行ってる大人。
それが通用するほど、日本の治安が良いとは思わない。
私の住むアメリカでは、子供を一人にしてはいけない法律があり、その法をおかしてしまった親は犯罪者です。場合によって、親権も取り上げられるでしょう。私の州では、13歳以下は、一人にしてはいけないので、16歳以上の家族かベビーシッターが必ずそばにいる。通学も親が車で送り迎えするか、スクールバス。一人で子供が道を歩くなんてことはない。
最近、大阪で中学生の男女が酷い方法で中年の男に殺されてしまった事件がありましたが、あれだって、子供だけで夜、外出できる環境というのがおかしい。それがまかり通ってしまう感覚がもう病んでいる。
犯人の男は同様の性犯罪を過去に起こしているそうですが、名前を何回も変えているとのこと。アメリカでは、一度でも性犯罪を起こすと、刑期を終えて社会に復帰したとしても、コンピューター上で誰でも見れるデータベースに、その人の名前年齢、どんな犯罪を犯したか、そして現在の住所(引っ越しても引越しても)が顔写真と共に載せられます。だから近所に性犯罪の前科者がいれば、すぐに分かるのです。仕事を見つけるのも、(これは性犯罪に限らず)前科があれば、普通の企業であれば、働き始める前に身元調査が必ず入るので、隠して働くことは出来ない。
日本も、13歳までは子供を一人にすることを禁じる法律を作ったり、それに併せて子供のアフタースクールケア(学童??)を充実させ行き届かせる、性犯罪者を野放しにしないシステムの確立などが求められているのでは?
あと仕事仕事仕事仕事って、あれは国民性?家族との時間をもっと大事にしようっていう風潮が社会にないから、帰宅が遅い家庭が多い。結果的に、子供と向き合えない時間が増え、犯罪に巻き込まれるケースがあるのでは?
アメリカは家族との時間を大切にするのは「当たり前」だし、普通、定時に帰る。定時に帰ってもとがめられない。
知人に一流の投資銀行の管理職をしている男性がいます。彼は家族との時間を大切にしたいとのことで通勤に時間のかからない場所に住んでいて、仕事の開始時間は朝6時。そしてきっかり5時に退社し、家で家族と夕食を毎日食べています。それでも会社は、社会は回るんです。
私の夫も会社員ですが、毎日定時に帰って娘を5:30前に迎えに行きます。そして、娘が風邪をひいたときは、仕事を休む。それか家から仕事します。会社に何時から何時までいなきゃ仕事が回らない、っていう時代じゃない。仕事の電話は全てラップトップ上で取れるようになってるし、ウェブキャメラで会議にも出席できる。家から仕事してる時に、仕事の電話中に娘が大声で騒いだら「今日は家からなんですよ」って言ったら「あーそうなんだ。娘さん何歳?」なんて、よくある会話。誰もとがめない。だって、誰も働くために生きてない。会社のために生きているのではなく、生きるために働いてる。
もちろん、こういう仕事の仕方ができるのは、ある程度の規模の会社でしょう。いわゆるブルーワーカーの仕事だったら、無理だと思う。休んだら、給料が減るから、休めない人もいっぱいいる。
ただそういう低所得の家庭ではそれなりに、親族が子供を預かってくれてたり、大家族で、年の離れたお姉ちゃんが赤ちゃんをおぶってたり。お金はないけど、人に頼りながら生きているという印象がある。子供を一人にするっていう感覚は、やはりそこにも無い。(低所得者エリア=治安が悪いところでは、残念ながら犯罪率は上昇するが)
日本では、子供が射殺されたり人身売買されたりという犯罪は稀だけど、普通の一般家庭で子供を一人にしておく事が多いため、「そういえば、裸のおじさんがに話しかけられて怖かった」「いたずらされた」レベルの犯罪は非常にありふれていると思う。
のんきに子供を一人にさせておける社会に甘んじていないで、そろそろ意識改革が必要なのでは???と思う。
