「聴神経腫瘍」と分かってからは

次の段階

治療を決めなくてはいけない

 

聴神経腫瘍・聴神経から発生する良性の脳腫瘍

前庭神経を包む細胞から発生

前庭神経は、耳で聞いた音を脳に伝える神経で、聴神経腫瘍はこの神経から発生

症状としては聴力低下や耳鳴りなどが含まれ、手術が一般的な治療法となる

治療後には難聴が残る可能性があることもある

 

その時の私の聴神経腫瘍は23mmでした

30mm超えると治療の選択肢も狭まってくると

主治医の先生から言われ焦りましたが

聴神経腫瘍は腫瘍が大きくなるのがゆっくりなので

のんびりとはいかないが、急がなくて大丈夫といわれました

 

提示された選択肢としては

開頭手術、ガンマナイフ、サイバーナイフでした

 

開頭手術・頭部の頭蓋骨を切開して脳にアクセスし、手術を行う

この手術は、脳腫瘍の摘出、血腫の除去、脳出血の処置など、脳に関連する疾患の治療に使用される

全身麻酔下で行われ、顕微鏡や手術用の器具を使用して脳にアクセスする

開頭手術は複雑で高度な手技を要する手術であり、専門的な医療チームによって行われる

ガンマナイフ・非侵襲的な脳手術の一種であり、高精度な放射線治療装置

実際のナイフではなく、厳密には手術ではない

ガンマナイフは、脳内の異常な組織や血管奇形に対して、非侵襲的に高用量の放射線を照射することによって治療を行う

特に脳腫瘍の治療に使用され、周囲の正常な組織を最小限に保護しながら、腫瘍を破壊することを目指す

ガンマナイフ治療は、一回の照射で完了することが多く、通常は麻酔を必要とはしない

治療中は患者は意識を保ったままであり、短時間で行われる

また、ガンマナイフは他の手術に比べて回復期間が短く、患者の日常生活への復帰が早いことも利点とされる

サイバーナイフ・非侵襲的な放射線治療装置であり、がんや脳血管奇形、神経疾患などの治療に使用される

複数の放射線照射ビームを集中的に照射することによって、病変部分を破壊することを目指す

高精度で照射するため、周囲の正常な組織には最小限の影響を与える

麻酔を必要とせず、通常は一度の治療で完了することが多い

治療時間も比較的短く、患者の回復期間も短い場合がある

手術を避けたい患者や手術が難しい場合に選択されることがある

 

との当時先生とのお話の中で感じたのは

開頭手術がいいということ

ゆっくり考えてください

と言われ診察室をでましたが

考えるといっても 

どうすればよいのか見当が付きません

 

多分病気になった皆さまと同様眠る時間を惜しんで

ネット検索をする日々が続きました

 

MRIは1か月に1回のペースで病院に行っていました

MRI後に先生との診察があるので

なにか結論を出さなくてはいけないプレッシャーが

すごくありました

まあ、自分で作り上げていたプレッシャーなのですが

 

急がなくてもいいけど

ゆっくり考えていられない

 

どうしていいか分からない

 

仕事も集中できない