3月10日に満月を迎え、いよいよ春を迎える新月へと
季節は移ろい始めています。
コロコロ騒動の中、事態は収束を迎える兆しさえなく
世界中で経済の混乱を来すようになっています。
このような時、私たちに何ができるのでしょうか？
私のクラニオの先生、バードレイナ女史がFBでこのような言葉を
シェアされていました。発信元は日本のあの私も大好きな作家です。
【私は初めて本格的に読んだ本が村上春樹さんのノルウェーの森でした】
この文章は村上春樹 「ねじまき鳥クロニクル」一文なのだということを私は朝のメールで知りました。
＊翻訳は木村千鶴子氏（Cranio-Japan主宰）
”When all you can do is wait. It must be hard for you,
but there is a right time for everything. Like the ebb and flow of the tide.
No one can do anything to change them. When it is time to wait, you must wait.”
Haruki Murakami.
「今は待つしかありません。
しかしおそらく近々に、
いろんな物事が明らかになっていくでしょう。
今は待つしかありません。
お辛いとは思いますが、
ものごとにはしかるべき時期というのがあります。
潮の満干と同じことです。
誰にもそれを変えることはできません。
待つべきときにはただ待つしかないのです」
村上春樹 「ねじまき鳥クロニクル」
どのようにもがいても、途方に暮れても
物事にはしかるべき時、というものがあります。
そのしかるべき時がやってくるまで、待つしかない。
辛いかも知れないけれど、その通りですよね。
もちろん、従事するべきものがあるときには
それをこなすことによって
私たちは今この瞬間を乗り越えていく力に変えていくこともできます。
一人、一人が置かれた状況は違います。
それぞれに今おかれた場所で、今できることをに取り組めますように。
いまは待つしかない。という状況にある方々は
しばし落ち着いて、自分自身の体の内側の感覚につながることが
できますように。
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