メッセージやご質問など、いつもありがとうございます。
私の子育ては、クラニオに出会ってからはクラニオとともにあります。
それはトレーニングを積んでいる最中の練習セッションに付き合ってもらったり、といった期間を経て、
今では就職した娘や高校三年生の息子へのボディメンテナンスにも活用することがあります。
親と子でのセッションで一番大切なのは、その距離感なのですが
親と子、と言う関係性を眺めながらもニュートラルに落ち着いていくことで
お互いに尊重し合う関係性へと発展をするようになります。
息子がクラニオのセッションを初めて受けたのは小学5年生の頃
名探偵コナンの真似してるところ(笑)
クラニオのイントロダクション、またはティスティング・オブ・クラニオに参加された方々には、
ご自身のセンタリングと同時に、ニュートラルな状態へと入ってゆくプロセスを学んでいただいています。
時折思い出しては、「ニュートラルな状態に落ち着く」という方法について
しっかりと復習を重ね、日常生活の中で生かしていただけたらいいなと思っています。
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さて、本題です。
実は、昨日のこと息子から学校でのハラスメントへの対応についてです。
息子は高校三年生で、男子校のようなところへ通っています。
授業中にもかかわらず、言わないでもいい一言を息子が発したことで
そのクラスの先生に呼び出され、注意を受けることになって。。。
本当に些細なことで、そんなに怒るようなことでもないのに・・・と、息子は感じたそうなんですが、
とりあえず、その指導に対しては「すみませんでした。」と謝罪をしたんだそう。
でね、その後・・・この一件について、担任の先生にも伝えられ、
またその担任の先生から思いもしないような罵倒をされたんだと。。。
個別指導での罵倒は、とにかくメンタルやられる!!これね、本当に怖いことだと思うんですよ。
想像して見てください。
それは人権侵害を脅かす要素がいくつも孕んでいる可能性があります。
学校という狭い社会の中に限られた世界にいると、個人の普通の感覚、というものに
歪みが生じる可能性は大きいものです。
学校という社会に子どもを預ける私たち保護者は、そのことを知っておかなくてはなりません。
こういった指導の後で、子どもたちが自殺を選ぶようなことだって起きています。
http://nanntya.blog.jp/archives/11787803.html
個別指導については、その詳細を第三者が知ることはありません。
密室の指導で何を言われているのか、後になって遡っても、わからないんですよね。
生徒指導という名目で、学校の先生の行き過ぎた指導という名のパワーハラスメントが
行われてるという実例はいくつも報告がされています。
いろんな生徒がいますので、一概に先生だけの責任を問うことはできないかも知れません。
でも、どちらも守られなければならない、ということをはっきりさせる必要があると思います。
息子は、その当日、
「今日、学校から連絡あった?俺もう、個別指導されて、メンタルが崩壊したわ・・・」と、悔しそうな表情でした。
いつも明るくて、ハキハキと物を言うことができる息子が、
私が迎えにいった車に乗り込むなり、そう言った。
どんなことを言われたのか、ことの詳細を「この息子の言葉から」憶測だけではいけないと思い、
詳細を本人に確認をしました。
息子に聞いたところによる、担任の先生の発言は以下(ピンク色の部分)
「お前、そんなんやからインターハイに出ても結果が残せんのだわ」
「お前はこのクラスのガンだ」
「このクラスからガンのお前を取り除いて、残りの34人を生き残らせるか、お前と一緒にみんなで腐るか、どっちかや」
「お前の内定、取り消すようにするわ。事務手続きを始める。それほどのことをしでかした。そのつもりでな。」
ね、高校の先生ってこんなひどいことを言うのでしょうか?
あの…高校男子にあるあるな、卑猥な言葉を発しただけ、なんですよ?
インターハイで結果を出せなかったことと、今回のことと、
何がどう、繋がってるというのでしょう?
全く、意味不明です。
ちょっと、いや・・・かなり、驚きました。
担任の先生の個人的な感情だとしか考えられないです。
息子に対する嫉妬、かしらね?
ことの詳細については、当日の晩の時点では息子の方から聞くしかなかったので、
ひとまず翌日、私自身が学校サイドに確認を取ることにして、息子には緊急セッションをすることにしました。
事の詳細をはっきりさせて、あとは体のメンテナンスへと入っていきます。
思考を使わないで、体にフォーカスするだけ。
これが我が家の子育ての極意です。
夜中の古民家サロンはちょっといい感じの趣を感じて好き♡
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こういう時にクラニオの施術ができるって、とてもありがたいのですよ。
子育てにクラニオってね、本当に大きな恩恵があります。
なぜか?それはセッションを通じて、私自身もニュートラルさを取り戻せるから。
いろんなトラブルが発生することがあるけれど、その都度
私たちはニュートラルへと入るきっかけを頂いてるようなものなんです。
そして、私を通じて息子自身もニュートラルな感覚へと落ち着くことができるから、です。
思考では[馬鹿みたい]に思えるような言動であり、無かったことにでもすれば良いようなことだとしても、
私たちの細胞は思いもしないような緊張を与えられていることがあります。
そして、あまりにもショックすぎると、麻痺するようになるんですね。
感じなくなる。
実は、これが鬱症状などに入ってしまう第一段階になります。
だから、放っておいてはダメなんです。早い段階でのケアが必要なのです。
思考とは違い、身体の記憶(細胞の記憶)は【無かったこと】にはできないのです。
ですから必ず、癒されるということが大切です。
ショックな体験をすることによって、身体は過度の緊張感を抱くようにして、
不必要な衝撃・ショックが必要以上に身体に入らないようにします。
体には叡智がありますので、反射的に応急措置を施すわけです。
これは身体の自然な動き、です。当たり前の装置が作動する、ということ。
これは「いじめを体験するような子ども・大人ももちろん・・・」でもそうですし、
自分自身を守ろうとする反応によって、自分自身が固く閉ざされる必要があって、
そのような体で対応しようとします。
でも、この緊張が過度な状態で残ってしまうと、それは過剰な状態を示します。
強い緊張なのでそのままにしてしまうと、不必要なエネルギーとして、体の内側にこもってしまうんですね。
ですから、必要なくなった段階で解放した方がいい。
体に残してしまうと、緊張がそのままになって固まってしまうから
変なトラウマティックな体験として無意識に体に刻まれることがあるんです。
まぁ、そのままにしてる人の方が圧倒的に多くて
しばらくしてからそういった緊張感に再なわれる人が後を絶たないわけですけれど。。。
なので、昨日は夜中から息子の希望ももちろんあって、
緊急セッションをしたんですね。
息子の場合、陸上のトレーニングも続けているので、
フィジカルな疲労感も相当、あった。
そこに今回のショックな言動を受け、細胞の動きが止まっているような印象でした。
柔らかさは失われていたし、あぁ、こうやって体を守ってるんだな。。。という感じでした。
こういった状況でのクラニオのセッションは本当に有効なんです。
日本ではまだまだ認知されるまでに至ってないのですが、レイプをされた場合の緊急セッションに
このクラニオが適応するという報告もされているほどなんです。
縮こまったエネルギーの質を、柔らかくしながら開きます。
なので、傷を最小限に留め、また回復へのプロセスをむかえて行くことになります。
息子の場合、ニュートラルに落ち着いて、意識を開いて、
今回は膜の組織へのセッションをメインにしていきました。
その後、顎関節へのセッションもして、全身の緊張をほぐされるようにと意図を持って施術をしました。
ついでに・・・息子は最近、便秘でもあったのと、トレーニングによるフィジカルな緊張感も非常に強く、
陸上のトレーニングの上での「イメージトレーニング」も難しくなっていたようで、笑顔が少なくなっていました。
それが、セッション後には全身の力が緩んだ状態で、とてもよく笑うようになりました。
「いやー、マジで気持ちいいんだけど!!」
そして、今回担任の先生からの言葉によってひどいショックを受けたことは確かだったのですが、
その件についても「本当にしょうもないことだった」と、本人の中で片付けることができたようでした。
もちろん、自分自身が発した一言がそのような状況を招いたことも理解して、これからはもう、そういうことを
言わないでおこう、自分もアホだったわ・・・といった感覚に落ち着いたそうで。
まぁ、私としてはこういった機会を通じて、学ぶべきものは学んで欲しいです。
学びの機会を与えられた、と思ってもいいのかも知れないです。
そして、先生方の対応については・・・
過剰反応すご過ぎませんか???
そして、息子の部活に対する姿勢への「侮辱的な発言は許せません」
→そんなんやけ(そう言うアホな発言して、反抗的な態度で偉そうにするお前はインターハイで記録が出せんやろうが!!)
いや、全く関係ないからね。
いうこと聞いてないからって、反抗してるわけじゃなくて
先生の考え方は僕とは違いますよって、そう表現したに過ぎないのですよ。
生意気?
でもね、そういう多様な考え方ができるような子じゃなかったら、
専門的な指導者が不在な中で、インターハイを目指すことすら、難しかったでしょう。
たった一人で、どうやったら自分の不利な状況を突破して、
インターハイに出ることができるようになるか、そう考えられたのは
息子が多様な発想をすることができたから、です。
そして、自分の目標を高く掲げ、日々コツコツと努力を重ねてきたからです。
息子が一人、その夢に向かって頑張ってきたことを間近に見てきた私には、
今回の担任の先生の発言は、到底、耐えられないです!!フザケンナヨ!!
本人はきっと、もっと悔しい思いをしてると思います。
私は母親として、息子がなぜそんなにも傷つけられなくてはならなかったのか?
そのような発言を受けなければならなかったのか?全く、納得ができない!!
なので、翌日に学校サイドに確認を取りに行きました。
こういった事情にはとても繊細になられるようで、
すぐ、校長先生が対応してくださることになり、一連の流れについては報告をすることができました。
そして、週明けには、双方での「話し合いの場」を設けていただくことになりました。
翌日(今朝)の息子は学校にいつも通りに行って、普通に授業を受けて帰りました。
担任の先生とは今回の件について改めて話し合いったことも報告をくれました。
朝は学校に行きたくないなぁ・・・と言っていましたが、
体の緊張がほぐれたからか、気分が良く過ごせたそうです。
そして、まだまだ厳しいトレーニングを積んでいる途中ですので、
(11月の最後の試合で県記録を出すと頑張ってます!)緊張感でガチガチだった感覚も緩むことができ、
陸上競技においてとても大切な「イメージトレーニング」が久しぶりにできたと喜んで話してました。
緊張が解けることがどれほど大切かを思い出させてくれる、息子からの報告を聞き、
私もこのクラニオのレベルで子どもたちをケアできることの喜びを噛み締めています。
あの時、内側のガイドに沿ってクラニオのトレーニングを始めて本当に良かった♡と、
いま、この瞬間をお祝いしたい気分です。
誰かのためのケアの方法というよりも、まず家族のケアのためのクラニオです!!
そうやって活用できてることがとても嬉しくなった体験でした。
そうなると、学校の先生方の一件については本当にどうでもいいことにもなるんですが(苦笑)
それでも、教育者として適切ではない言動についてはしっかりお伝えする必要があると、私は考えます。
その点については、来週以降しっかりと対応をさせていただくつもりです。
子育てにクラニオ!!
それは同時に母親としての視点も育ててくれるようです。
クラニオって本当に最高です!!
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