何とか船の出る5分前に到着しました！
こちらで往復920円の切符を買って
行きは13:50発、
帰りは15:50発で戻ることにしました。
実はこの時、
天気がまだ微妙だったし、
友人は昨夜が遅くて
睡眠時間が3時間しか取れなかったらしく、
雨が降るかもしれないのに
山登りをさせてしまうのは
ちょっとしんどそうだったので
私1人で行くことを決断したのでした。
友人にはここでお昼寝して
体力回復させながら待機してもらうことにして
どうしても行きたかった私だけ、
これから約2時間の
一人旅をさせてもらうことにしました。
いざ、出発！
この天気なので、船内は貸切状態。。
約10分の船旅でしたが、
風が強かったので、揺れが激しかったです。
それに、何故か
沼島汽船の、時間毎の
出航可否が分かるホームページが更新されず、
それに観光客誰1人乗らない船内を見て
もしかして、これは戻りの船が無いんじゃないかと
若干パニックに陥ってしまったので
到着後、直ぐに係の方に
悪天候でも戻りの船はちゃんと出るか、
確認しました。
大丈夫だと分かって、
沼島（ぬしま）パワースポット巡りのスタートです！
先ずは大きな地図で
島全体像をイメージします。
今回、絶対に攻略したいパワースポットは3箇所です。
因みに
私は晴れ女、を信じて
長傘は置いてきました。
雨が降ったら
ちゃちな折り畳み傘と帽子だけが頼みです！
先ずは弁財天から参拝、
一応こちらもパワースポットです。
この港沿いを進むと
一つ目のパワースポット、
沼島八幡宮がお見えです
四十二段の男坂の上に
三十三段の女坂
登って、
沼島八幡宮で、参拝
高台にあるので
後ろを振り返ると、素敵な景色が広がっていました。
降りて、再び海沿いを歩くと
ちゃんと標識が出てて、
先ずは、おのころ神社へ進みます。
おのころ神社へ登る入口が分かりにくく、
行き過ぎてしまってたら
地元のお爺さんが、行き過ぎやでと
教えてくれました。
結構本格的な登りで、
如何にもパワースポット的な
私の大好きな、神秘的な空気で満ち溢れてました。
4月のGWに訪れた大神神社と似た感じだと思いきや、
こちらも大神神社同様に
この山自体が御神体だそうです。
雨が止んだ後だからか、
道中、直ぐに岩陰に隠れてしまう
蟹さんを沢山目撃しました。
自凝神社（おのころじんじゃ）、
訪れたかった、二つ目のパワースポットです。
こちらで、参拝
近くには、
国生み神話でお馴染みの
イザナギノミコト、イザナミノミコトの像がありました。
〜伝説〜
日本が生まれるよりはるか昔、
神々が相談して国をつくることになりました。
その役割は、イザナギ、イザナミ、
男女の神に任されました。
2人は、国生みの道具として矛を授かり、
天の橋の上から矛を下界にさし入れて
「コヲロ、コヲロ」とかき混ぜて引き上げると
矛の先から潮が滴り落ちて
それが積もり重なって島となりました。
この最初の島を『オノゴロ島』と言い、
2人はこの島に降り立って、夫婦となって
日本の他の島々や他の神神も生み出していきました。
という伝説があるのですが、
2人が最初につくったとされる『おのころ島』の候補地は
他にも複数あるけど
淡路島の中でも、ここ沼島が1番の有力候補地で、
島の形が勾玉（まがたま）の形をしてることからも
沼島（ぬしま）は、
伝説の島とも称されているそうです。
中でも2人の神を祀った『おのころ神社』は
聖地として認識されているようです。
（午前に行ったのは『おのころ島神社』で
おのころの後に『島』が入ってますが、
こちらも聖地となっています）
豆知識ですが、
自ずと
冷えて固まるという意味の、凝る（こごる）
から
おのころ神社にはこの、自凝神社
という漢字が使われているそうです。
この時は
雨はなんとか未だ降らずにいてくれたので
助かりました。
雨が降ってたら結構危険な山道だったと思います。
因みに先日の大雨の時に
通勤途中に激しく滑ってこけた私は
未だに尾てい骨が痛くて、
以来、雨の滑りやすい道は
めちゃくちゃ警戒するようにしています。
この後は
次なるパワースポットに向かいます！
で。
この登り切ったところから向かおうとすると、
途中こんな恐ろしい山道となり、
1人で訪れたエアーズロックのカタジュタ
ハイキングコースで遭難しそうになったことのある私は
その時の悪夢が再び蘇り
道が合ってるか不安になってきて
方向音痴と自覚してる私は潔く引き返して
大きな道からアプローチすることにしました。
この港の見えるところまで降りて
向かいます。
ここで、またしてトラブル発生！
強風で、帽子がこの
こうろく池 の中に飛ばされてしまったのです！
水の流れを見て咄嗟に判断したのが、
右奥の小さな橋に這いつくばって
流れてくる帽子を拾い上げる作戦です！
服が泥んこになりましたけど、
作戦成功です。
この頃から小雨が降り始めました。
この試練は
もしや、呼ばれてないのに
無理矢理押し掛けてしまったせい？？
でも、この日を流すと再訪が難しくなるので
どうしても行きたかったんです。
今抱えてる悩み解決の糸口となる閃きを
この聖地でどうしても得たいと思って
やって来たのでした。
ボトボトの帽子を抱えながら更に暫く歩くと、
迷い苦しみの中から、
まるで光の出口が見えました？！
のような光景が出現！！
展望台に到着しました
しかし、パワースポット
上立神岩（かみたてがみいわ）は
ここからは見えません。
ここから右に降ると
見えるという情報を得ていたので
もう少し進みます。
この30mにも及ぶ巨岩は、
先の国生み神話に出てくる矛であり、天の御柱
とも言われているそうです。
荒々しい波を臨みながら降りていきます
この反対側に
３つ目のパワースポット、
『上立神岩』がありました！！
よく見ると、真ん中あたりに凹みがあって
それが♡の形をしてることから
恋愛成就のパワースポットとして
有名になっているようです。
ここからまた登って
小高いところに展望台があったので
そこで、この美しい景観を楽しみました。
暫し瞑想していると、
この時、
「物事全て受けて立つ」
というメッセージを受け取りました。
今抱えている悩み事は
流せるものは上手く流しながらも、
それでも頑張らないといけないところは
ネガティブな感情も全て
逃げずに受けて立つ！
と解釈して、
それを決意しました。
そうこうしてるうちに
景色が明るくなってきて
雲が晴れてきました。
呼んでなかったのに、無理矢理来てしまった私に
神様から
もうしゃーないから、応援するよ
と言ってもらってる気持ちになりました。
心地よい空間だったので、もう少し居たかったけど
帰りの船の時間に合わせて
そろそろ戻ることにします。
再び見慣れたこの景色を見ながら
乗り場へと進みます。
近くにある沼島総合センターで
少し時間を潰していたところ、
不安そうにしてる私に
1人で来たの？
と声をかけてくれて
地図や
QRコードからの動画の見方を教えてくれたおじさんが、
無事に行けたか確認してくださいました。
それに
満面の笑顔で応えることが出来ました！
15:50発の沼島汽船に乗って戻ります。
帰りは行きと違って全く揺れませんでした。
それにしても、もはや2時間弱とは思えない、
精神的にも、非常に充実した小旅行となって
帰りは達成感と満足感で満たされた帰路となりました。
船の中から空を見上げると、
最後に太陽が出現！！
やっぱり私は晴れ女です。
もう、私の将来を応援してくれてるとしか思えないこの光景は、心に深く刻まれて
ここ沼島で、また人生の財産を一つ増やすことが叶いました