ジュエリーと天然石とパワーストーンの境界線はどこに
あるのか?と常日頃から考えております。


「パワーストーンなんて嘘くさい」
「確かに石からパワーを感じた」
「パワーストーンは丸球ビーズで、カットが入れば違う」
「宝石にもパワーは感じられる」


などなど、人それぞれ様々な意見があります。

私の見解は、「手にした時に自分と波長が合うと感じる
ものであれば、アクセサリーになっていようがなって
いまいが、それがその人にとってのパワーストーンと
なる」というものです。


自称「クリスタルヒーラー」という方が「私のエネルギー
を込めました」と言って販売しているパワーストーンブレス
がありますね。
(女性週刊誌の後ろページにも広告が山盛り出ていますよね)

はっきり言って、あんなもの全然信用していません!!

ヒーラーの認定試験もあるようですが(というか、あること
自体びっくりでした)、筆記試験で決まる程度のものかと
思うと、胡散臭い以外の何物でもありません。

信じる・信じないは個人の自由であり、押し付けられる
ものではないと思います。


もともと「夢を実現したい」「望みを叶えたい」という
思念は、人間が一番強く持っているものであって、石が
そのパワーを与えてくれるものではありません。
夢を実現するのも希望を叶えるのも、全ては自分自身の
力。具体化するために一生懸命努力をするもので、決して
石が叶えてくれる訳ではありません。

ただ、石は「頑張ろうとする人の背中を押してくれる」
という存在にはなってくれると思います。

石に頼るのではなく、石を使って自分の思念を増幅し、
夢を実現させる力をパワーアップさせる…それこそが
本来のパワーストーンの役目だと思います。


だから、むしろどこの誰とも分からない人の念が入った
ものよりも、まっさらな状態の石に自分自身の「気」を
籠め、自分自身のための「パワーストーン」にしていく
方が、よほど力になってくれるのではないか…私はそう
考えています。