こんにちは。診療看護師の笠原です。
今年度の看護師特定行為研修もようやく前半が終了しました
後半は臨床実習を行い、講義や演習で学んだ知識・技術を臨床で使えるよう身につけていきます
実習を始める前に、研修生達にはOSCEという大きな試練があります
OSCEとは
臨床実習を開始する前に技能及び態度が一定の基準に到達しているかを客観的に評価するための試験
「提示された課題症例の病態アセスメントを行い、特定看護師として対応し、医師へ報告する」までが一連の試験行程です。
シミュレーターを用いた手技の評価だけでなく、思考過程や模擬患者さんとのコミュニケーション、医師への報告内容なども評価の対象となるため、試験中は息つく暇もありません
OSCE当日、研修生は手が冷たくなるほど緊張していましたが
実際に試験が始まると練習してきた成果を発揮し、2名ともに合格することができました
試験監督の先生方からの総評では、手順よくできていたと高評価でした
院長よりOSCEの合格証書が授与され、研修生達もホッと安堵の表情。
研修生からは
「特定行為看護師として患者さんに安全に実施できるよう、実習では病態や特定行為についての理解を深めていきたい!」
とやる気に満ち溢れていました。
次は実習中の様子も紹介していきたいと思います
お楽しみに