こんにちは、診療看護師の遠藤です。
早いもので、1年の折り返しとなる夏至も迎えました。
日照時間も長くなり1日の活動時間も長く感じられ、日々充実感が高まるように感じております。
さて、当院での「看護師特定研修」も4か月目に突入しました。
当院の研修生は、「臨床病態生理学」「臨床推論」の科目試験を見事clearしました
とても頑張っています。
現在、「フィジカルアセスメント」の科目まで進み、eラーニングによる講義と実習をしているところです。
そこで、今回は、「共通科目」について少し紹介します。
特定行為研修のカリュキュラムは、「共通科目」と「区分別科目」で構成されています。
共通科目は、すべての特定行為区分に共通する理解力・思考力・判断力および高度で専門的な知識・技能の向上を図ることを目的としています。
「臨床病態生理学」「臨床推論」「フィジカルアセスメント」「臨床薬理学」「疾病・臨床病態概論」「医療安全学」「特定行為実践」の7科目で構成されています。
まず、それぞれの科目のeラーニングによる講義を受講します。その後、実習と演習を経て、科目試験を受ける流れになっています。
→ 最初に動画をみてから、模擬患者を想定して実際に身体診察を行っています。
ドップラー血流計を用いて、上下肢のABIを測定しています。
このあとは胸部、腹部、脊髄、神経系・・・と全身の身体診察を学びます。
実習終了後は、指導者とのフィードバックを行います。
看護部のブログでは、今後も「看護師特定行為研修」についてアップしていきます
「将来、特定看護師として活躍したい!」
「キャリアアップを視野に入れ、特定行為の研修を受けたい!」 と考えている方の参考になればと思います。