神田川 南こうせつ
先日
こうせつさんのコンサートで聴いた神田川
この曲
リアルタイムじゃなくって
かなり大人になってから聴いたんだけど
なんか…
暗~い歌だなぁって
おぼろげに思ってた気がするんだけど
生で聴いて思いっきり印象変わりましたわ
神田川、、、いい歌だぁ~~~
って
こうせつさん御自身が
しみじみそうおっしゃってましたけど
情緒的で物語的でほんとにいい歌だわぁ
と、今更ながら我もそう思う
それと言うのも
こうせつさんの歌う神田川の向こう側に
うっすらと浮かぶのんのん25歳?の神田川もどき
彼と二人で行った横丁?の風呂屋が
ぶわーっと蘇ったのでございます
今は昔
代官山にのんのん25歳?といふ者ありけり
ある時
当時遠距離恋愛中だった彼が
社員旅行で東京に来る事になったんだよね🚃
学生だった私は学校休めなくて
夜行列車が着く早朝の新橋駅で待ち合わせて
束の間の再開にうるうるしながら
後ろ髪思いっきり引かれながら
学校へ向かったものでしたわ
2時限目で授業が終わり
最寄り駅で待っててくれた彼と
夢の国ディズニーランド直行🏰
物凄ーく会いたかったはずなのに
ディズニーランドで喧嘩して
私…泣いたよね多分
写真が涙目になってたもの
なんで喧嘩したか全く覚えてないけど…
親戚の家に泊まるから
ホテルには戻らない事になってた彼と
ひとまずのんのんハウスに帰りましたのさ🏠
歩き回って疲れたんで
先にお風呂入ろうと思ったら
おーにょーーー
お風呂壊れたしーーー
なんで今なのさー
と、言うわけで
遠恋の若人カップルは
近くの銭湯に行く羽目になったのでございます
アパレルショップのビニール袋に
タオルと石鹸と着替えを詰めこんで
うっそうとした道をとぼとぼ歩いて行きましたが
残念ながら神田川のように
小さな石鹸はカタカタ鳴らず
お風呂グッズを入れたアパレルのビニール袋が
ガサガサ言ってただけだったと思ふ
※画像はお借りしております。
ここ ここ
ネットで見つけたー
文化湯
番台のおかみさん?が
宝塚の男役みたいなシューッとした雰囲気で
かっこいいお方だったの覚えてるわ♨
お風呂屋さんへの道は
※画像はお借りしております。
こんなうっそうとした森?みたいな所なんだけど
ここ今は無き
代官山同潤会アパートメントなのでございます🏠
※画像はお借りしております。
表通りのおしゃれな感じとは打って変わって
ジメーッとして薄暗くて
初めて通った時には廃墟かと思って
ちょっと怖かった
※画像はお借りしております。
時代を感じさせるアパートメントには
雰囲気のあるこじんまりしたお店も
所々にあったりして
ものすごーく不思議な空間だったわ
今でいうジブリの世界って言う感じでしょうか
※画像はお借りしております。
ここよく覚えてるー
多分お風呂屋さんの手前のとこだと思うけど
shoesって看板の店先で
前掛けに首に手ぬぐいかけたおじいさんが
いつも靴磨いてたなぁ👞
終戦直後みたいでしたわ
もっと手前では
地べたに野菜並べて売ってる人がいたり
とにかく不思議な空間だったねぇ
そんな同潤会アパートメントも
あの頃でもレトロだったお風呂屋さんも
再開発で姿を消し
今は代官山アドレスとなって
あの頃がなかったかのように
街のシンボルとなってそびえ建っとりますわ
※画像はお借りしております。
※画像はお借りしております。
何年か前に足を運んでみたけど
新しくなった駅や街並みを見て
時の流れを感じざるを得なかったよね
だがしかし!
どこかにあの頃の面影を求めてキョロキョロしてたら
剛力彩芽が歩いてましたわ
あの頃の面影とは関係ありませんな
当時の駅
小さな駅だったよね🚃
ホームが短くて
先頭と後部車両はドアが開かなくて
隣駅の中目黒まで乗り越した事もありましたわ
今は駅も新しくなって
そんな事も遠い昔の話だよね
こうせつさんと神田川に
古き良き時代を思い出させてもらいましたわ
♪若かったあの頃 何も怖くなかった♪
客席と共に無伴奏で歌うこのフレーズ
一人ひとりの口ずさむ声に
それぞれの感情が凝縮されているような
なんとも言えない厳か?な感じに鳥肌立ったし
会場にいるみんなの声は響いてるのに
静まり返ったホールに取り残されているような
そんな空気を感じたのは私だけだろうか
いやぁ
心に染み入るホントいいライブだったわ~
畑違いとか年代が違うとか思ってないで
行ってみるもんだねー