CentOS7にVMware Playerをインストール その2 | AMDer日記

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前回はVMware Playerをインストールしたが、いざ起動しようとすると、「kernel-headers」なるものの場所(path)を教えろとエラーを吐き出しやがる。

これは、インストーラーだけではvmware-toolsがインストールできないため、カーネルを探しに行くのだが、本来あると思いこんでいるpathにない/インストールされていないと場所を聞いてくる。

対策は、kernel-develをインストールしてやること。しかし、インストールされているカーネルとバージョンが一致しなければまともに動かないので要注意。

端末を起動し、スーパーユーザーになる。

$ su

今のカーネルのバージョンを知る。

# uname -a
Linux localhost.localdomain 3.10.0-229.el7.x86_64 #1 SMP Fri Mar 6 11:36:42 UTC 2015 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux

必要なパッケージを探す。

# yum list | grep kernel | grep devel
kernel-devel.x86_64 3.10.0-229.el7 updates
kernel-debug-devel.x86_64 3.10.0-229.el7 updates


といった感じでリストアップされる。
バージョンが現状の3.10.0-229.el7であることを確認し、kernel-develをインストールする。

# yum -y install kernel-*devel.x86_64

あとは、header.hというファイルの場所を教えてあげれば良いのだが、思い通りのところにないとダメだとダダをこねるので、シンボリックを貼ってやる。

生成されたheader.hのpath:/usr/include/linux
VMwareが要求するpath:/usr/src/3.10.0-229.el7.x86_64/include/linux

# ln -s /usr/include/linux/header.h /usr/src/3.10.0-229.el7.x86_64/include/linux/header.h

これで再度VMware Playerを起動してやると、コンパイルが始まり、完了すると使用できるようになる。

あ、あと、gccは事前にインストールしておいて下さいね。


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