4月5月と、レオ君の学校生活が目まぐるしく霧の中過ぎて、下書きのまま放置していた記事を思い出し 今更UPしますてへぺろ


ま、その時は重く捉えすぎていて、記録として残すのもどうか…と思ってたとこもあります。

日が経って、他の普通学級の子達もめっちゃ笑えることやらかしてると聞いたら、こないだまで小学生やったわけやしそんなものなのかな…と今は思えてきて。レオ君の勉強になった話の1つかな…と。

いや〜…事件っていうと、めっちゃ盛ってますけどねニヒヒ

ま、いいやん。

だいぶ前の話ですが、今頃UPNEW




入学して間もないある日、朝いつものようにレオ君と家を出て、レオ君は学校へ 私はゆっくり三男犬“大ちゃん”の散歩をしながら見送っていました。

かなり離れた頃、レオ君があるお母さんと話をしているのが遠くに見えました。

何かを預かったようで。忘れ物かなぁ…


う…イヤな予感……
いや、でもレオ君を信じよう……



そして、学校から帰ってきたレオ君に、

「レオ君、朝
“リン君のママ”と喋ってたよね?ニコニコ
何やったん?」

「…え?真顔


あ…ヤバいやつやな……


「かぁちゃんな、遠くから見ててんニコニコ
何か預かってなかった?」

「……………真顔

「んで、リン君に渡したん?キョロキョロ

「渡したよ真顔


はい、あかんやつ確定〜
嘘付いた〜
しかし…まさか………アレか?滝汗
アレやったら…ヤバいわアセアセ


ほんまにヤバいやつなんで、ちゃんと渡したんか問い詰めました。

でもだんまりを続けるレオ君。

いやいや、あかん時の顔になっとる。かぁちゃんにはわかるねんで?
レオ君は、ヤバい時は目が少し強張った真顔になります
それを知らない人には、開き直った様にも見えるかも
そこはまた1つの 私の悩みです


「レオ君、その渡してって言われたもの
検尿と違う?
それを渡してないならヤバいで?
出してないリン君は検査できてへんから
プールとかにも入られへんかも…ショボーン


はい。脅しました。今日しか出せない大事なものだと教えるために。明日ではダメなんだと教えるために。

そんな大切な物を渡さず、しかも隠したとわかってほしい。


「レオ君、これはすごく大事なことやねん。
正直に言うて。じゃないと何も助けられへん。」

「渡してない…真顔

「そうか、わかった。
んで、どこにあるん?出して。」

「大事なものやから、
大事に(教室の)机になおしてある…真顔

「よっしゃ、わかった。
先生に電話するわ。」



先生にそのことを伝え、今から出せるのであれば入れてやってほしいと言いましたが無理でした。

そうやんな…もう業者が持ってってるやろし、それに机に入れてたようなずさんな管理のもの どちらにしろあかんよね…

とりあえずどうすることができるのか先生が対応してくれるとのことだったので、すぐにリン君の家に 謝りに行きました。




うっかりレオ君に預けてしまったリン君ママは、恐縮していました。

逆に「おばちゃんが押し付けたせいで困らせてしまってゴメンね」と。

確かに、わざわざ行って謝るほどのことではないかもしれません。

でも、約束したことを守れなかったレオ君が 悪くないわけがない!

引き受けたからにはやる。できないなら断るか 誰かに相談すべきです。

これはレオ君にとって ずっと課題なんですよ。

「放課後遊ぼうね」と約束して帰ってきたのに行かないとか、誘いに来てくれたのに出ないとか。困ったことを誰にも相談しないで放置してしまうとか。ヤバいと思うと嘘をつくとか。

だからね、家まで行って謝り大事にして レオ君に伝わりやすくしたかったし、それではあかん!と教えたくて、リン君ママにも協力してもらったんです。

約束を守る大切さ、
困ったことは誰かに相談する大切さ、
約束を放置しては大変なことになるということ、
正直にいることの大切さ、
誠心誠意ごめんなさいを伝える大切さ。

そんなことを学ぶ良い機会になったと思います。

しかし本当にリン君とリン君ママには、レオ君が当たり前のことができないことや うちの子の成長機会に付き合わせたことに、申し訳ない!と思いますけどね…



リン君ママはレオ君に謝りながらも、

「レオ君、今回はできなかったけど、
次はきっとできるよ!
できそうもない時にはリンでもいいし、
ボー君(レオ君のイトコです)でもいいし、
誰かに相談しよう。
またお願いした時にはよろしくね!」

と、頼りにしていると言ってくれましたニコニコ

リン君は、

「レオ、ほんまに気にせんでええから!
忘れた俺が1番悪いんやから!」

としきりに言ってくれましたおねがい

リン君はね…カッコいいんですよ。幼稚園の頃からの レオ君の憧れなんです。

ちょっとガキ大将っぽいとこもありますが、ハキハキしていてスポーツが出来てリーダーシップの取れる 堂々とした男の子なんです。小学校では生徒会長!

レオ君はリン君に憧れながらも、でも全く毛色が違うタイプなので気後れするのか あまり喋りかけられません。
ま、私がリン君と喋ってるのをいつも横で聞いている感じ〜

また、リン君とはクラスが違うので、そこもハードルが高かったかなぁ…



できないことはできないでいい。

できないことは、誰かに手伝ってもらっていいの。

そのために、相談できるようになってほしい。

あと、事の大きさをわかるようになってほしい。

黙っていたら取り返しのつかない事態も有り得る とわかってほしい。



リン君宅から帰り道、レオ君はスッキリした顔をしていました。

「ほら、心を込めて謝ればわかってくれるねん。
心が軽くなったやろ?」

「うん!ほっこり

正直でいることの大切さも、覚えていてね。



しかしね…帰ってからのこと。

「これ、隠したままやったら、リン君だって
あんな風には言うてくれへんかったで?
出してないことはすぐバレるし、
リン君からしたら“なんやねん!あいつむかっ”やで。
嘘付くのはあかん。信用無くすで?」

「うん……でもバレたらまた
ゲーム1週間禁止
になると思ってん……ぼけー




むかっピキッムキー
そんなことと信用問題の天秤で
ゲームが勝ったんかい……

ほんま、
何もわかってへんな!もやもやムカムカ




あ、大丈夫です。この怒りはなんとか抑えましたので…

追い追い、何度も何度も教えていくとします。

とはいえ、まずは中間テストでまたやっちまってるわけですけどもムキー

道のり長いチーン