要介護5で退院してきた私の父“ジィジ”。

当然最も重い介護をしないといけない状況です。

最も重い介護とは何ぞや?

食事の介助・着替えや身の回りの世話・そしてメインは下の世話とか?なのかな?キョロキョロ

覚悟はしていても実際の介護は、それ以上の 介助とは言えない小さなことまで多岐にわたるのでした。



初めの3日間、オカンは一人で介護をしました。


とはいえ毎日ヘルパーさんか訪問看護・訪問リハビリと どなたかが来てくれるので、体を拭いたり着替えをしたり爪を切ったりするような介護は プロにお任せです。


その方達にはオトンを座られせて帰ってもらい、1時間後か晩御飯後など 良きタイミングで私達三姉妹の誰かが行ってベットに寝かせ その際に介護を少し手伝う手筈になっていました。


なので、オカンがメインの介護者ではありますが、誰かしらプロとアマのお手伝いが付くという感じです。


しかし夜間は完全に一人でみることになります。だいたい21時〜9時までの12時間かなキョロキョロ


オトンは9時には眠りだすので、大人しく寝てくれれば全然大丈夫なはずでした。


が………




イビキをかいて寝だしたなニコニコと思ってもすぐ起きて、


「お母さーん!お母さーん!」


何かと思って行くと、だいたい


水が飲みたい

タンを吐きたい

寒い または暑い

ベットを起こして または寝かせて


こんなとこです。ひどいと更に、


明日は何日?

まだ寝ないのか?早く寝ろ!


と、呼び付けてまで言わなあかん?ということを言い出し、更に更にひどいと 1時間ごとにおしっこのオムツを替えろと要求……

もちろん嘘も混じっています!




頻繁で、あまりに思いやりのない要求……


寝たようにない夜を3回過ごしました。


お昼はもっと容赦無しなので、三晩どころではありません。丸々3日ですね……




3日目の朝、真ん中の妹“ルル”のところに「昨日もほとんど寝られへんかった」と泣いて電話してきました。


それから、ルルが2日に1回泊まりに行き、オカンとルルとかわりばんこで夜勤をすることになりました。

ルルは、子供がもう成人して家には居らず一人暮らし。泊まった次の日は半休を取って対応してくれました


それでもオカンの疲弊の回復には足らないので、ほとんど毎日夜勤をしてくれ オカンを休ませていました。


私は、翌日パンジャ君が居る日…土曜日のお泊りと、毎日夕方や夜に行って オカンの愚痴を聞く&ゆっくりお風呂に入らせ、その間にオトンの歯磨き・薬を飲ませる・オムツ交換・オカンには一切何もさせない召使い(?)の係です。





さて、夜勤ですが……


以下は、ルルが初めて泊まった時のラインです↓


サムネイル

今2時前。

ティッシュだの水だの背中かゆいだのと呼ばれること。。。20回くらい?

私が来てから3時間で。こりゃ全然寝れませんわ。ほんま無理やわ。何回言い聞かせてもあかんもんなー。ティッシュは自分で取って口拭くように、水はしょうがないから飲ませるけどもっと小さい声で呼んでと。(お母さんが二階で寝れてるか心配)


おーいやったらまだ可愛い方で、いきなり『水!!水くれ!!』って怒鳴る時もあり、ずっと説教しまくってます。

あ、また痰がからんでるからティッシュ〜って言われそう💦💦


って書いてたらやっぱり呼ばれた。もう2時やから寝てくれ、絶対起こさんといて!と言うて来たけど無理やろなー。ぐーぐー寝出すまで起きとかんとしょうがないかな。。と思いつつもめちゃくちゃ眠たくなってきた。

さて、マジで眠い。寝るわ。

明日送信しまーす。


と思ったけどそこから数回呼ばれてほんまにマジで寝るからもう呼ぶな!と言って来た。


今6時前〜。結局朝まで30分に一回呼ばれて最後4時半から5時半くらいまでだけ1時間寝れた感じかなぁ。こりゃ死ぬわ。

オカンが起きたら帰って寝まーす😮‍💨



ものすごーーく大変なのがわかります。


そらオカンも泣くわショボーン


鬱が再発しかけてきたので、また安定剤を飲むようになってしまいました。




私が夜勤をした時には、もう何度か泊まっていたルルが 発見&調教してくれていて、


・水を自分で飲んでくれる

これは発見。できることをしなかっただけらしい…

・タンを自分でタオルに出してくれる

これはルルの知恵の賜!まずティッシュを取ることができないので、こうしてみたら自分でできた!


以上のことをせずに済んだのでとても助かりました。


この2つはほんとにしょっちゅうなので…ルル、マジ神〜〜キラキラキラキラ


それでも、ベットの頭部の上げ下げと クーラーの温度の上げ下げ、タオルが見当たらないとか水のコップが取れないなどで起こされることしばしば。


更に、


「おーい…おーい…」


寝ぼけてるのか寝言なのか、呼吸に合わせておーいコールチーン


「おーい…おーい…おーい…」


寝言に違いない!はい無視!


「おーい…おーい…エルザ…」



起きとんのかい!


「なに?」


「居るんか?」


「居るわ!うるさい!寝て!ムカムカ


こんなことを繰り返し、朝4時くらいからはオムツ交換コール開始チーン


「夜は替えなくても大丈夫なパッドやねんて!

寝て!ムキー


しかし5時になると


「おしっこ出た!替えてくれ!

もう朝やろ!」


「まだ5時やん?早すぎるわ…

眠たい!もうちょっと寝たい〜」


「おしっこムカムカおしっこムカムカおしっこムカムカ


「わかったわ!起きるわムキー



なーんか、寝たような寝てないような夜を過ごし、オカンとルルのしんどさを体感しました。



しかしまた私特有の(?)しんどさがありまして……


実家の枕とベットが合わないのか、頭痛と腰痛がWでくるんですよね。


腰痛は特にひどく、2回目のお泊りの時にはウンウン唸るほど。


ジィジの横で「痛い…痛い…うーん……」ってつぶやくもんやから、そのおかげか要求がとても少なかったし、オムツ交換要求もすんなり引いてくれましたニコニコ


ま、どちらにしろ 寝たのか寝てないのかわからん状態でしたが!


左股関節が痺れてきた頃(朝5時頃) オカンが起きてきてくれたので、そこから交代して2時間ほど寝ましたが、座るのも痺れが苦痛な状況は変わらず笑い泣き


帰りの自転車も、振動が腰に響いて乗ってられない。かと言って長く歩くことはままならず……


ほんま、みんな、

地獄に引きずり込まれてるねんけど!ムキー


そんな感覚でした。


でも私的には、お昼の方が地獄だったのですが……




しかしこんな状態…オトンもちゃんと寝てないと思うねんけどキョロキョロ


それを毎日毎日できるって……ほんま不思議。


そしてすみません!ショボーン


愚痴ばかりで疲れるかもしれませんね。


どうしてこんなことを書いてるのかというと、いつかまた気持ちが揺れる時が来た時に このリアルな記録を読むかもしれないからです。


特に母には、しょうがないことだとちゃんと思っていてほしいし、やっぱり無理だったよねと思い出してほしい。


今はもう父の施設入所は決まっていますが、いつか落ち着いた頃、揺れる時がくると思うので。すみません。




というわけで、続く……