宇治茶専門店「祇園辻利」、宇治田原町の「正寿院」とコラボした抹茶スイーツのブッフェが、「京都センチュリーホテル」(京都市下京区)で5月20日から日曜限定でおこなわれる。
京都山城地域振興社による活動「お茶の京都」に同ホテルが賛同し、実現した『MATCHA Sweet Garden 2018』。800年以上歴史ある「正寿院」が位置する宇治田原町が、「日本緑茶発祥の地」と魅力を発信し続けているため、予想外のコラボに至った。
歴史ある日本伝統文様の「猪目窓」が、ハート型であることからSNSを通じて若い女性に人気となった同院。今回はその「猪目窓」「天井画」、夏におこなわれる『風鈴まつり』などをモチーフに、京都を代表する創業150年余の「祇園辻利」の抹茶を使用したスイーツを展開する。
最初に登場するひと皿は、抹茶のクッキーをハート型にくり抜き、猪目窓を表現した抹茶ティラミス「INOMEMADO」。ほかに風鈴型のグラスを木目調の格子に並べて、天井画をイメージした爽やかなグラススイーツ、風鈴をイメージしたノンアルコールカクテル、そして、ライフスタイルショップの「INOBUN(イノブン)」が「正寿院」をイメージしたディスプレーをおこなう。
金柑、いちご、白桃、ミカン、山椒などさまざまな素材と抹茶を組み合わせたスイーツなど約30種のほか、フードやアイスクリームなど全60種のメニューが楽しめる。期間は8月26日まで、料金は大人4500円。