
昨今、アラウンド40という世代が話題になっている。
確立した価値観、経済的な余裕など
その定義には、自信に裏打ちされたオトナのスタンスを感じる。
しかし、ここに出てくる40歳にはそんな余裕はない。
こんなアラウンド40なチェリーボーイがいてもいい。
昨日の放課後、ヤスコという隣のクラスの女子に呼び出されてコクられた。
5時間目の休み時間にトイレに行こうと廊下を歩いていた僕は、
隣のクラスの女子に呼び止められた。
「今日の放課後、17:00くらいに2-3の教室に来てください!」
その女子は、小声でそれだけ告げると逃げるように去って行った。
僕は心の中で、
『よっしゃ!きた!これは告白だ!間違いない!』
と小躍りしていた。
僕はその女子のことを、以前から可愛いと思っていたのだ。
(残念ながら、この時点で僕はその女子の名前を知らなかったのだが・・・)
正直、6時間目の授業は頭に入らなかった。
僕の頭の中は、これから起こるであろう告白のシミュレーションでいっぱいいっぱいだったのだ。
授業が終わり、ホームルーム。
担任からお決まりの連絡事項が告げられた後、クラスメイトたちがめいめい席を立つ。
放 課後、17:00まで若干余っていた時間を図書室でつぶした僕は、甘酸っぱい期待を胸に2-3の教室に向かった。
そこで、僕を待っていたものは・・・
(次回に続く)