昨晩は、明治座で歌舞伎を見てまいりました。
芸の確かな人ばかりの舞台で、本当に面白かった!
そして、尊敬する尾上右近くんのお姿を拝見できて、幸せでした。
御歳22歳ですが、尊敬してます

また、歌舞伎の行き帰りに何人かの人にメール。
その中でとても良いお知らせを聞き、とてもうれしくなる
人は、自分のためだけに生きられるほど強くないですね。



では、早速、今日も回想記に参ります。
本日は手術当日分です。

この日はほとんどメモを残せていないので、記憶のみで書きます。
よって、記憶違いなどもあるかもしれませんm(_ _)m


   本


6:30頃起床。
0:30近くに看護師さんに「もう絶対に眠れそうにない」と嘆いた途端、すごい勢いで寝ていた。

7:00 アルジネドウォーター(経腸栄養剤)を飲む。

7:15 浣腸終了。

この後、親が来て、同意書がどうとかこうとかやったり、
血栓防止のための厚い靴下を履いたりした、ということは覚えています。

手術室へ行く感じも何となく覚えているのだけど
いつ手術の服に着換えたのか、その時の下着はどうだったのかとか、
一切覚えていません。

手術台が思ったより小さいことに驚いた。
人一人寝たら終わり、くらいの大きさだった。

そこに横向きになって寝ると、背中に麻酔の準備が。

とともに
リクエストしたモーツァルトが聞こえてくるな…
と思ったか思わないかくらいのうちに意識はなくなり・・・


気が付いたら
「アメここさん、アメここさーん、終わりましたよー。」の声。

横を向いたら時計が15:30でびっくり。

マジで一瞬で手術が終わったと思った(笑)

手術は10時くらいからだったか?
確か5~6時間を予定していると言っていたから、そんなもんだね。
先生、お疲れ様でした!

そして、そこから、オペ後の人たちが収容されるリカバリールームというところに移動。
ガラガラ運ばれる感じは、何となく覚えている。

酸素マスクを付けられる。
血栓予防のフットマッサージャーを付けられる。
鼻管もこの時?

麻酔の副作用で寒くなると聞いていたけど
電気毛布か何かあったのかな
むしろ、途中で暑くなった記憶があります。

そして、時間は定かではないないけど
意識朦朧としているところへ主治医登場。

大丈夫?とか、優しい言葉をかけるでもなく(たぶん)
「小腸の方にまで達しそうだったから、化学療法やるね。」と言ってきて
こんな時に不意打ち(ムキー)となる。


そうして、人生で一番長い夜の始まり、始まり。。


寝返り一つ、自分で打てないので、いちいちナースコール。
で、呼んだところで30度くらいしか動けない(苦笑)

痛み止めも何度かお願いをする。
プシュプシューって、やってくれる。

痛み止めと寝返りのナースコールを何度やったことか。

しまいには、痛いのも嫌だけど
いちいち看護師さんを呼ぶのも、気兼ねから嫌になってくる。


夜中、緊急で入ってきた人がいるー! 今頃何だよ!?と思ったら
まだ夜の9時くらいだった(と思う)。

その男性が名前を何度も聞かれると怒っていたことを覚えている。

途中、散々眠ったーと思って目を覚ましたら
(感覚的には朝の6時くらい)
まだ0時過ぎで、もうダメ…と思った。

とにかく、立ち上がって逃げ出したいくらい長い夜でした。

でも、いつの間にか寝ていました。

この時点での管
 鼻管
 硬膜外麻酔
 便管
 導尿管
 ドレーン
 点滴

以上かな?