私の大好きな絵本作家さんは、はたこうしろうさんです。
冬におすすめのこの絵本は『雪のかえりみち』。
この絵本は、原作は藤原一枝さんという方ですが、
はたこうしろうさんのイラストが、綺麗でお話におしゃれさとあたたかさを添えています。
はたさんのイラストはセンスがよくて、まるで外国のおしゃれな絵本みたいなんです。
ストーリーも、気持ちがあたたかくなるような、実話なのかな?って思わせる
ぜひ小学生に読んでもらいたいお話です。。
大雪の日、小学校からの帰り道、バスがこなくて凍えそうなボクが、
知らない人たちのやさしさに支えられて、おうちにたどり着くまでの
ちいさなちいさな冒険のおはなし。
お兄ちゃんはタクシーで帰ってたところが笑っちゃいますが、
子供たちも、好きでよく読んでいます。
雪のかえりみち [ 藤原一枝 ] |
この二人の作家さんコンビの、夏のこの絵本もおすすめです。
まほうの夏 [ 藤原一枝 ] 都会っ子の兄弟が、ふたりだけで田舎へ行って、 自然いっぱいの夏休みを体験する物語なのですが、 うちの子供たちも、目を輝かせて読んでいます。 はたこうしろうさんで夏といえば、おそらくこの本が一番有名かと思います。
『なつのいちにち』 この絵本は、私の中で絵が大好きな絵本ナンバーワンです! 単調な構図ではなく、いちばん効果的な構図で描かれていて、 浮世絵にも通じる芸術性をもってると思うんですよね・・・(評論家か(笑)。 男の子が、クワガタを取るというだけのストーリーを ここまでドラマティックにダイナミックに描けるのは、はたさんしかいないのでは、と。
どの絵本も本当におすすめです。
はたこうしろうさんは、コクヨのおえかきノートなども出しており、 きっと子供たちに芸術を楽しんでもらうことに熱心なのかな、と勝手に思っています。
|