毎日、忙しくても色々書き物をしたり小説を読んでいる。

ある意味精神安定剤とも言える。

活字中毒なのでたまに寝不足にもなるが、読まないともっとキツイ。

 

書き溜めるだけで、毎日ブログをアップできていないことに

若干ストレスを感じたが

それも自由の中の不自由というやつで自分で縛っているだけのことだ。

 

もし私が世界中のニュースと日本のニュースに一切触れていなければ、

ストレスは減るだろう。

毎日、日本のニュースをチェックしていると、絶望と悲しみからストレスが膨らみ、情報をシェアしなければという義務感にさえ駆られてしまう。

それくらい酷い。

日本はめっきり民度の低い後進国となって久しい。

 

だが無知でいたらどうなるか。

それを分かっているので続けるしかない。

大袈裟すぎるかもしれないし無用な使命感と笑われるかもしれないが、一人でも不幸な人を減らすためにできることがある。

 

情報弱者でいると、どうなるか。

何もしなければ、どうなるか。

ゆるゆると、政府に殺されるのを待つのか。

 

そう、日本のニュースなどに触れなければ、

ストレスが激減する。

ここ数年はとても私的に自由で、仕事ではもちろんストレスはあるが、自分で仕事を、滞在国を選べる状況にある。

 

日本の会社に勤めていた時は、会社だけでなく社会の圧力やストレスも凄まじく、周囲の人間や政治に無関心な日本人ばかり、

嫌なニュースばかり、自殺者も多く、

窮屈で狭い、人口密度が高い首都にいたので

耐えられなくなっていた。

 

新卒で、アメリカで働いていた私には

まさに「ストレスに殺される」という日々でしかなく

良い仕事をしても何年も給与は上がらず、変なルールに縛られ

無能な上司や経営者のために働き、

異常に高い、社会的に有用に使われない税金を払い、

不愉快極まりない満員電車に毎日揺られ

のびのび暮らせない、制限されることが多い

日本での日々に辟易していた。

 

日本では、東京でしか暮らしたことはないが

さらに田舎ともなると近隣の他人の干渉などに耐えられない。

人々とのコミュニケーションは嫌いではないが、

必要以上の干渉は昔から嫌悪する。

 

テレビや各メディアも劣化し、見る価値がなくなり

やっと再び外国で働き始めた時は

大地震の速報に備えて入れていたNHKニュースアプリも削除した。

悪いニュースやフェイクニュースしか流れていないためストレスが凄まじいのだ。

ここまで右翼化するとは。

大地震や噴火があれば、Twitterなどですぐに分かるので、削除しても問題はなかった。

 

今は、男女差別が凄まじくない、色々な国の人に出会える、

どんな意見でも遠慮なく話せる、緑の多い、水の質も良い、

貧しくても笑顔で暮らしている人々の多い、

苦難の時代を乗り越えてきた、

パーソナルスペースの広い、温かい国で暮らしている。

 

そのため、仕事で結構なストレスを感じても、

ま、なんとかなる。とすぐ切り替えられるし、

お休みの日はゆっくりして、好きなカフェなどでのんびりできる。

 

 

国がコロナ対策もしっかりしているので、

3〜4月頃のように、特に外出を控えなければいけないというわけでもない。

人々に緩みが出て甘えが目立っているような印象もない。

消毒液とマスクはあいも変わらず標準装備だ。

住居にしているコンドミニアムも、マスクなしでは入れないし

入り口には消毒液がある。

大きいモールやオフィス、コンドやアパートでは常備されている。

そういうところでは、マスクを持参していない場合、買わねばならない。

 

強いて言えば、西洋人はマスクを着用していない人が多いかな?と感じるが、多くは基本的にまだまだ着用している。

西洋人はマスクをする習慣がなかったから、分からないでもないが、

市中(ローカル)感染がなくても輸入例がまだあるので、気は抜けない。

中国や東南アジアは、大気汚染のためマスクに慣れているし

日本は風邪や花粉症対策でマスク慣れしている人が多い。

 

私の住まいはオフィス、ホテル、コンドが入っているため

毎日、祝日でも隅々まで共用部が掃除されるので気に入っている。

発電機も完備なので、停電になっても問題はない。

 

祝日が多過ぎる国だが、自分の時間をより確保できることが良いと思っている。

そのような休みの日に、研鑽や学びを積むか積まないかで人生の質が変わると思っている。

息抜きは当然大切だが、だらだらと過ごすばかりでは意味がない。

 

2020年、こんな世界状況でも、この国に居られて良かった。

日々、ひしひしと、自由を噛み締める。

心の平和が得られねば、生きることが難しい。

窮屈な世界は堪らない、窮屈と退屈こそが自分を殺す。

感染者が多い国にいたら結構なストレスだったと思う。

 

多くの人にとって、苦難の続いた1年がもうすぐ終わる。