人生は有限である。
そんなこと誰もが分かっている。
そして自死でない限りいつ終わるか分からない。
自然災害、事故、新型コロナのような感染症、殺害、病死など。
最初に交通事故にあったのは7歳のとき。
ピアノ教室からの帰り道にワゴン車にはねられた。
まだ子供だったので、そんなにスピードが出ていない車でも吹っ飛んだ。
幸い、軽傷で済んだが、頭を打っていたので
しばらくして頭痛や吐き気があればすぐ病院に行くように言われた。
その10年後、今度はバイクに自転車ごとはねられた。
交差点の幅くらい吹っ飛んだと思う。
脚に大けがを負ったが、縫っただけで済んだ。
アメリカでも度々事故に遭ったし、
銃社会なのでいつ死んでもおかしくない。
今日死ぬかも、とか考えずに無意識に生きていると、
明日も必ず来ると思いがちだ。
無為に生きていると、もしかしたら自身でさえ
時間泥棒になっているかもしれない。
ただ、自分はともかく
自分以外の人の人生・時間を大切に、尊重したいと思う。
約束に遅刻しそうならば、すぐに連絡を入れる。
その予定の前後のスケジュールについて教えてもいいだろう。
臨機応変に動きやすくなる。
相手が心配していることであれば、
進捗状況などを細かく連絡するといいだろう。
外国人と仕事をしていると、時間の概念とは・・・?と考え方の違いに驚く。
日本人は特に5分前行動で、遅刻は社会人にとってあるまじきことと染みついているところがある。
たまに外国で平気で遅刻をしてくる日本人を見かけると、神経を疑う。
数カ月に一度5分くらい、ではなく、週3回以上、30分以上遅刻とか
現地でも解雇案件だ。
許していると、部下などに示しがつかない。
先進国でも新興国でも変わらないと思った。
相手の時間を大事に思っていない人は、連絡をしない、ドタキャンも平気でする。
だが、特に新興国や南国では、督促だけでかなりの時間を要す。
督促しないと進まないのだ。
督促ができない人は、マネジメントができない。
督促だけでも時間を使い、人件費がかかる。
仕事の生産性は非常に落ちるし、
その点はストレスがすごい。
だが対応力とストレス耐性はかなりつく。
仕事の場合、時間泥棒がいても簡単には切れないが、
プライベートであればすぐに縁を切るようにしている。
たった一度きりの人生、過ぎ去る日々はあっという間で爆速で焦りも出るが
お互いに尊重し合える人と関わり、歩んでいけるとよい。