近年、現在進行形で独裁化と右翼化が加速中、日本の民主主義と言論の自由が脅かされている。

このことに気づいている日本人は本当は多いはずだが、

戦前同様、無関心になるよう洗脳された人々は思っているより多いようだ。

 

特に若者やお子さんがいる人に

もっと政治に関心を持たないと

つらくなるばかりの未来しかない

と伝えたい。

 

閉塞的な日本で、無関心になるよう仕向けたのは政府なので、

無関心な人はご自分を責める必要はない。

知るのは今からでも遅くはない。

 

政府が社会的サポートを怠っているので、

女性にばかり負担がかかり、

他国のように物理的にも精神的にもサポートがないので

自殺者は増えるばかり。

人々は忙しく、時間がないのでニュースを見る暇もないのだ。

心にゆとりがない。

それでは政治に関心を持とうにも持てない。

 

今も落ちるとこまで落ちたけれど、

完全に止められないところまできたら

昔の大戦時の日本に逆戻り。

今ですらもう世界から孤立している。

コロナ対応で世界に更なる恥を晒している。

 

私は、おそらく10代で留学しなければ、

外の世界を見なければ、今も政治に無関心だったかもしれないと思うとゾッとする。

自分も義務教育を受けたので、洗脳されていたと思う。

 

アメリカ留学時〜今も、日本にいる友人らより

日本の情報を知っているので、よく聞かれるし驚かれる。

それほど、日本の報道は、情報が偏向的で、限定的なのだ。

積極的に情報を、正しい方面から得ないと、

いとも簡単に情弱となる。

 

外国では自分の意見を求められることが多いし

自分の国のことを話す機会が多い。

 

歴史や政治について知っていなければ、恥ずかしいほど。

私はよく外国人の友人と議論をする。

もちろん、情報のソースも大切だ。

 

そのためソースも集めている。

自分も無闇に信じないように、と自分への戒めでもある。

 

日本で働いていた時は、本当につらく、全く余裕がなかった。

仕事そのものがつらいというよりは、会社を取り巻く環境、

社会全体がおかしいのにどうにもできない、

社会から受ける精神的苦痛が半端ないのだ。

 

おかしなルール、決まり事、ナチュラルにされる差別、

そして同調圧力。

 

今は日本のような圧がないので

心に余裕があるように思う。

色々な国の人たちと出会い、話し、

外国に住む日本人ともよく意見交換をし、本当に楽しい。

白髪も一本もない。

 

カンボジアは、「黙っていたら殺される」ということを知っている。

カンボジアで起こった虐殺は、どこにでも起こりうること。

 

日本は、そのもっともっと前に、「黙っていたら殺される」って知っていたはずなのに。

 

カンボジア人は、英語や中国語など語学堪能な人が本当に多い。

多くの若者は英語に不自由しないし、

中卒、高卒の人も日常会話くらいできる。

貧しい人も多いので、独学の人も多い。

そのため外国のニュースや本だって身近だ。

そして、おかしなことには声を上げる。

日本人のように、黙って政府に従わない。

平均年齢25歳のパワー溢れる国だ。

 

実際日本でコロナは陰謀だとか風邪だとか言ってマスクをしないで、感染してからずっと何ヶ月も後遺症に苦しんでいる人を叩いている人間はどこを見て何を信じているのだろう。

新型コロナで亡くなった100万人以上の人々、志村さんや岡江さん、そして医療従事者の皆さんに対する侮辱とも取れる。

 

よく、なんでこういうことになっているのに、

日本人はデモをしないの?とか

日本はなぜ人権意識が低いの?

と外国人の友人に聞かれる。

それについては日本政府がしてきたこと、

教育、歴史、閉塞的な島国の集団意識など

色々な理由がある。

時間がある時は全部説明している。

 

次回、そのような国が招いた事件と現実に起こっている問題について。