あたしは6年生までランドセルがもたなかった。
何故って、毎日仲良しの男子2~3人と一緒に下校していた所為で
その道中、いつも(男子並みに)ランドセルを放り投げたり上に座ったりして
奥行きのあるはずのランドセルがヤンキー仕様みたくペチャンコになり、
その上、あの肝心要のカチャリと止める金具部分がちぎれて、
歩くたびにパカパカと開くみっともないランドセルになってしまった、、、。

その反面、うらんはそれが似合わない体格になってからも
きっちり6年間綺麗なランドセルを背負って登校した。
ボロボロにでもなっていれば、うらんが中学生になった今、
“捨て魔”のあたしは心置きなく捨てただろうけど、
まだ綺麗だし思い出の品だし、捨てるには気が引けて
押入れに眠らせたままだった。

そんな矢先、「ランドセルは海を越えて」を発見。
不要になったランドセルをアフガンやモンゴルの子ども達がまた使ってくれるという。
なんでも、過酷な環境の中何時間もかけて登校するアフガンの子ども達にとって、
日本の頑丈なランドセルはたいそう重宝されるそう。

ランドセルの縫製は未だにほとんど手作業で、
子どもが6年間使用し続けられることが大前提なので、
デザイン性、耐久性、安全性、収納力とパーフェクトな鞄らしい。
鞄職人はまず、ランドセルをまともに作ることから始めると聞いたこともある。

かつてランドセルをぶっ壊したあたしは、
なんだか今さらジャパンクオリティを誇らしげに思いながら、
遠い国でまた活躍できるうらんのランドセルを大切にダンボールに詰めた。

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