こちらのYouTubeは Jojkと言うサーミ人伝来の音楽を現代風にアレンジしたものです。
Sami (サーミ人)
スカンジナビア半島北部のラップランドから ロシア北東部コラ半島にトナカイと共に住む先住民族。身の回りにトナカイから作った物を使って暮らしています。
❀画像は全てPinterestからお借りしました
美しいカラフルな民族衣装は 雪にとても映えて素晴らしいですね。
主にサーミ語が主言語ですが スウェーデン語 フィンランド語 ロシア語 ノルウェー語を話します。
ラップランドと言う名称は 辺境と言う蔑称になることから 彼らは サーメやサーミと呼んでいます。
美しい錫の手工芸品が有名です。
彼らが共に住むトナカイが コケを主食としている事から
チェルノブイリ原発事故は彼らの生活に大きな傷跡を残す事となりました。
コケに高濃度の放射能が蓄えられて それを食べたトナカイ達の多数が汚染されてしまいました。。
トナカイとともに 遊牧生活をしていたのですが 定住する様になりました。
少数民族で遊牧民族と言う事で 心無い扱いをされる事も沢山あり、苦難の歴史を歩んだ民族です。。。
動画の2本目に ちょっとした お話が聞ける様になっています。。
今回はサーミ人の美しい民族衣装やまつわる品々の画像を集めてみました。。
サーミ人が履くトナカイの革で出来た靴
サーミ人のネックレス
サーミ人のカゴ
サーミ人が夏に使っていたテント
サーミ人が作る手袋のパターン
この帽子は 同じサーミ人で住んでいる地域で違うそうです。
サーミ人の分布図
❀画像は全てPinterestからお借りしました
近年は この美しい民族衣装を着る人が減ってこれらの衣装を作る技術が途絶えそうになっていましたが、若い人達の間で 民族衣装を着る人達が増えて また作り手が増えてきたそうです。
美しいカラフルな民族衣装は 雪にとても映えて素晴らしいですね。
この豊かな文明 文化が未来永劫伝承されます事 お祈り申し上げます。
去年 映画が上映されていた様です。