あれから2年 | The other side of a dream~The Love Letters' to you~

The other side of a dream~The Love Letters' to you~

私一人が思うこと。

読んでる人は時々極端に思うかもしれないけど...

フォーカスを当てる範囲が違うだけ。

あれから2年、色々あった。色々あったけど、何とかわんぱくに成長した。

だけど変わらない。変わらなかった。変わろうとは思わなかったんだと思う。

 

寝ている真夜中のやり取りを聞いていないとでも思っているのだろうか。

 

色々なやり取りを聞いている。

自分の家族でさえ手に余るのに、同じかそれ以上に心が苦しかった。

 

最後の言葉は言わなかった。

返す刀の返答が決めさせた。

 

あなたがいるからイライラして子供に厳しく当たってしまう

 

か細い糸が音もなく解けた。もう会わないこと、特に子供とは会わないことを伝えた。

子供がいないときに持ち物を整理すること。お金。それ以外のすべての連絡はしないこと。

離婚届、所有物の整理。来年からはもう他人になる。今年ももう会うことはないかもしれない。

 

撮りためた写真を整理している。

数百枚はある3年分があまりに少なく感じた。

とびっきりの笑顔とお茶らける姿、声は私には余りに切なく、喪失していた感情を呼び起こす唯一だった。

 

始まった夫婦ごっこは突然に、でも予期できていたかのように終わりを告げた。

子供が一番可哀そうだと思うのは私のあまりにも利己的であろうか。

 

彼の唯一本当をぶつけられた私がいなくなる。すべて赦した私がいなくなる。

 

さようなら も ごめんね も言わずにいなくなった私に、君はいつか偶然あったら 「仲良くしなさい」 なんて可愛くもない声で今迄みたいにやんちゃな顔して手をつながせようとするのだろうか。

 

僕は無意識に君を思い出す。お腹にいるときからの4年分。

街に歩く君に気が付けても、その顔はきっとわからない。君も判らないかもしれない。

 

僕は忘れない。でも君は僕を忘れて欲しい。


矛盾ではなくて、それが2番目に待っていた1番の幸せだと思う。

全てが私の勝手だけど、僕は君の幸せをずっと願っています。