烏丸あたりを歩いていて、いつも気になっていたこのお店「インディアゲート」。

 

あぁ、インド料理の店か。

というのは店名からわかります。

が。

 

いつものインド料理レストランの感じは全くないです。↓

 

こんな、インド人ネパール人が経営するインドレストランはアピール強めのところが多い。


 

それに比べてインディアゲートはシンプル。

ここからして日本人のためのインドサムシングなのかなというのはわかりました。

で、調べてみたら「バスマティライス専門店」とのこと。

 

バスマティライスって知ってますか?

私は6年くらい前にインド・バンガロールにいました。

そのとき、バスマティライスを食べた記憶がないんですよね。

だいたい主食は小麦粉系でした。

あ、で、小麦粉系でもナンはでてこないです。

あれは家庭では食べません。

 

おーちゃん家はコルカタ出身。

小麦粉を主食としていましたので、米は食べませんでした。

ちなみに、南インドの家庭でもバスマティライスは滅多に食卓にでてこないと聞きます。

日本風にいうと、赤飯的な位置づけで、祝いに席で食べられるそうです。


 

バスマティライス専門店。
これは話のネタに食べてみるか!
ということでここでランチ。

 


お酒は、中にはインドのワインもあったりして。

 

 

 

気になったのは、サントリー角瓶の中になにやらスパイスがたっぷり浸かっていたこと。

こうして飲むと美味しいのだろうか。

・・と調べたら、やはりウィスキーのスパイス漬けというのがあるらしい。

そして、メニューにスパイスハイボールというのがあった。。

これはおーちゃんに教えなければ!

 

 

 

オーダーしたビリヤニがこんなにおいしそうな、そしてインスタ映えしそうな鮮やかさ。

こんな綺麗なビリヤニ、みたことがありません。

 

 


南インドといえばターリー(銀の大きな皿)にいろんな料理が盛られているイメージ。

それをここでは大皿にあれこれブッフェっぽく盛ってる感じ。

 

実はこの1皿に12種類の料理が盛られているんです。


 

アチャール(玉ねぎピクルス)、ライタ2種類(ヨーグルトサラダ)、パクチー、レモン、赤玉ねぎ、

チャトニ、薬味、キャベツのピクルス、そしてなぜかまさかの麻婆豆腐。

なぜあえての麻婆豆腐なのかは知りたい。

 

ビリヤニは2種類。
チキンビリヤニとマトンビリヤニ。
それからカレー(ルー)はココナッツ味のマトンカレー。
 
チキンビリヤニのほうは、なんと鯛アラで出汁をとったという!!
すごい考えたね。。。
ここのオーナーはインド料理も愛しながら和食のエッセンスも忘れていない。
インドインドしていないというのも新しい。
 
それからマトンビリヤニ。
こちらは、マトンのワイルドさが消されている!上品だ。
でも、何のお肉?って考えると、あーマトンかなってわかります。
 
ビリヤニはパラパラッ、ふわっとしているので量多めかと思いつつ完食できちゃいました。
 
これをインド人に簡単に勧めることはできない(出汁に肉魚はNGですおーちゃんは)のですが
ヘビーなインド式よりもあっさりとしていて、これはこれでいいかなって思いました。
 
バスマティライスらしさは物足りないかも。
多分、炊飯器で炊いてないかな…。
バスマティライスは炊飯器ではなく鍋を使います。美味しい白米も土鍋ですよね。
 
これで2000円は高いかな。
感覚的には1700円ならアリ。