皆さん、沢山のコメントをありがとうございました。
1つ1つ拝読させていただいております。
あとでお返事させていただきます。


・・・オンラインでPCR検査を昨日しました結果が本日届きまして、当たり前ですが陰性でした。
インフルにもかからないわたくしがコロナにかかってたまりますか。

・・・・と言いたいところですが。
前回のブログで書いた通り、私は金曜日深夜に救急病院に救急車で運ばれました。

6時間病院で検査をしているうちに、具合がよくなってきました。
ので、いったん自宅に戻りました。

しかーし!

自宅に戻っても痛みはなくなるどころか激しく痛む。
おへその下あたりに、体の中から無数のハチに突き刺されているような感じです。
金曜深夜に体験した、人間の行く末のような七転八倒のような感じではないものの、イタイ、イタイとずっと言ってました。

ベッドに寝るのにもお腹が痛く、「ギャー!!」って言いながら寝っ転がるんです。
で、「ギャー!」と叫べばそれはそれで体に反響して更に痛みが増すという。
寝返りも痛くてできないし。

あの医者はなぜ何も薬を処方してくれなかったんだろう。
私の半分くらいの年齢に見える(言い過ぎか)女医で、いろいろ説明したんですけどね。。
とりあえず痛み止めくらいほしかった。

・・・なんて思いながら寝ていまして。
父が「熱計ってみな。」
というので計ったら。。。

38℃!!  
ジュエリー的な言い方だと、さんじゅうはちどしー!

私の平熱、35度5分くらいなんです。
低いんです。
これは大変!と思い、また同じ病院まで一人でタクシーで行きました。

病院に着いてから夜間緊急受付までの道は、よぼよぼとおぼつかない足で行きました。
もう、姿勢をまっすぐにすることができないんです。
背中が曲がりすぎてるおばあちゃまっていますでしょ、あんな感じ。
でも私はそれにはまだ若いので、「あの人はいったいどうしたんだろう?」と思われていたと思う。

休日の夜間の病院に、「高熱なんですけど。。。。」
とインターフォンごしに言ったら、「うわっ!すごいのきたかも」
ってな感じで年配女性のセキュリティスタッフがいらっしゃいました。
私と10mくらいソーシャルディスタンスされていました。はい。

一応、「今朝までここにいて、高熱とか異変がでたらまた来てくださいって言われまして。」
と伝えたんですが、連れていかれたのは「感染室」・・・・
ま、万全体制でいっか。

15分くらい感染室という名の診療室で待っていたら、女医登場。
今回の女医は朝までお世話になった女医とは違うけれど、若さはやっぱり私の半分くらい(言い過ぎか)。
ブルーのものすごい防御服をお召しになっていました。
そうかー、コロナに関わる関係者はみんなこんな感じなんですね。

この先生は、私が深夜に救急ではいってきたときの状況を読んでいて、
(そのときは熱は35度くらいだった)ことから、特に私がコロナ感染者だと疑って診察はしませんでした。

熱があって、下腹部が痛いと伝えると、
「じゃあ横になりましょうか」
と言って、私のお腹に聴診器をあてていました。

「腸が動いているから腸閉塞じゃないみたいですね。押してみたら、便とガスが腸にたまっているみたいですから、それが圧迫しちゃってるみたいですね。
痛いかもしれませんが、腸の運動も大切なのでなるべく動いてくださいね」

・・・・・ひー。
動くと痛いから動けないんですよー。
タクシーも凸凹道は痛いからお尻を浮かせてきたんですよ。。。

先生が処方してくれたのは、整腸剤と頭痛薬。
うーーん、素人でもドラッグストアでその選択をするよなー。
と思うのは間違っていますでしょうか。
私としては、もっと斬新な痛み止めが欲しかったw

で、自宅に帰宅して薬を飲みました。

・・・・・熱は下がりますが、薬が切れるとまた高熱になる、薬を飲むという繰り返し。
整腸剤は、腸の中で動かない便を(すいません、食事中の方。)無理やり動かそうかの如く暴れ回ってる。
「いたーーーーい!」
夜なのに、ズキズキと痛みが増してきます。。。
全く眠れないまま夜が明けました。

日曜日になりました。
痛みは変わらず。
整腸剤はもう嫌だからやめました。
飲んだら痛くなるんだもん。
父が「最終兵器はこれじゃないか」と、浣腸を買ってきてくれました。

このわたくしが、浣腸ですことよ!!!!

でもそんなこと言ってられなくて。
はじめての経験でしたが、痛みもなくてスムーズに成功。
ただし、これだけでは痛みは何も変わりませんでした。
多分、もっと腸に詰まってるらしい。。


痛い、痛いとバッタンバッタンやってるうちに、夕方になりました。
なんでこんなに痛いんだろう。
死んで楽になりたい。
本当に思いました。
終わりのない痛みが一番辛かったです。

父に
「このまま眠れない夜は嫌だ」
と泣いていたら、自分の部屋で何かゴソゴソして、「ほれ、これを飲みなさい」
と、赤い錠剤をくれました。
コワい。ナニコレ。
と思いましたけれど、たっぷりの水で飲みました。
それから父はおまけに睡眠薬もくれました。
おかげですーっとねむることができました。

しかーし!
夜中にトイレで起きること4回。
寝てて「痛っ!」っと思ったらすぐトイレ。
これを1時間ごとに4回繰り返しました。
えー!父は下剤をくれたのかしらー?超強力すぎ(泣)

でも、このあとに私の体はびっくりするほど回復しました。

すがすがしい朝を迎え、ベッドからはむくっと普通に起きることができ、バナナを食べることができました。
痛くなぁい。

ねぇねぇ、あの赤い薬、なんだったの?
「バリウム検査の後でもらう下剤。」
うわっ、そりゃ確かだ。

おかげで、本日はベッドで静養しながらも、M-1を見ながら笑ったり(笑いすぎると腹筋が痛くなる)
普通の声量で会話したり、プリン(犬)にも愛想をふりまいたり(逆か?)できました。

父よ、グッジョブだ。
「お父さんはペテン師じゃなくて薬剤師になればよかったかな。」
「・・・」


さて、ここまでで、私の激しい腹痛の原因は「便」だったことがわかりました。
(救急で搬送されたときは便が原因だとは言っていませんでした。不明ですと言ってました)

そういえば、母も救急車で運ばれたときの原因が「便秘」だったなぁ。。。
母と娘はやることが似てしまうのか。。(過去記事はこちら


私が日常的にしていたことと言えば・・・
こういった漢方を服用していたんです。
このことは医者には伝えたんですが、「でも日常的に飲んでいるんですよね。」
で終わりました。
でも、私はこれが原因だったんだろうなと、はじめから思っていました。
だって、漢方の名前がそもそも「防風」ですよ。風を防ぐんですからなんかすごそ。

ネットで調べるうちに、長期服用している人こそ危険なことがわかりました。
素人が病名を判断することは間違っているとは思いますが、このリンク先の説明に納得しちゃうところが
多くあり、多分これですね。。。

今回の腹痛で人生初めてのER経験をしました。
深夜なのに対応してくれた先生には大変感謝します。
が、経験に乏しい若い医師だったのが惜しいなぁ。
本人たちは成績優秀で医者になったのでしょう。女医なら特に羨望の眼差しですよね。
でも、女ってなんか理論では優秀なんだけど、それ以上のことができないなーっていう感じがする。
差別とかなんとかじゃなくて。
女は運転が下手だとか、女は力では男性に勝てないっていうとこと一緒で、やっぱり男性には勝てない分野があるのかと。逆に男性は女性に勝てない分野ももちろんある。

だからこそ、経験を増やして増やして、患者に寄り添った診察をしてくれると嬉しい。

教科書には、こういう患者には整腸剤と頭痛薬を与えろって書いてあって、間違ってないと思うんです。
でも、それ以上にもっと機転をきかせてほしかったな。
っていう独り言。



一応、明日またかかりつけのベテラン内科医診てもらう予定です。

今回も長々とありがとうございました。