めでたくマチュピチュ遺跡を自分の目で見ることができて大満足。
あとはリマに帰るだけ。
そのために、空港のあるクスコという街に1泊しよう。
という目的のためだけに立ち寄ったクスコ。

ここは世界遺産の街で、インカ帝国の都だった場所。
事前に調べていたときは、全然興味がなかったクスコですが。。

街の美しさに圧倒されました。
もしかしたら、マチュピチュより感動したかもしれないです。




画像:istock.com )

アンデス山脈も含めて真っ茶色やん!

と思いますが、テラコッタ色の屋根と、白い壁の建物で統一されていて綺麗なんです。
インカ帝国はスペイン軍に制服されてしまったため、この街はまるでスペイン。




ペルーってきったないイメージがありました。
ゴミとか平気で落ちてるような。

でも、クスコの道路はチリひとつありません。
また、観光ポリスがそこらじゅうにいるので、観光客に物売りが寄ってきてもポリスが撃退してくれます。
とても治安がよく安心できる街です。
正直、リマより断然安心です。



(画像出典:ピクスタ

アルマス広場を中心に、様々な見どころがあります。
1日あれば十分なくらいだし、徒歩で見て回れるのが便利です。

だからといって、1泊しか計画しなかった私は、すごく後悔しています。
ここにきたら、ゆっくりと3泊くらいしたいです。(1泊で市内観光、1泊で市外観光、あとゆっくり1泊)
ホテルでも、「1泊だけ泊まる」と言ったら「何をそんなに急いでいるのか。」と言われました。





アルマス広場のカテドラル。






ペルーって、こういうところだとは全然おもってなかった。
ペルーに失礼な言い方ですが、ヨーロッパのように美しいです。
(仕方ない、スペインに統治されたんだから)





景観を大切にする区域だからか、余計な看板とかもない。
ヨーロッパみたいに路駐だらけっていうこともない。
日本みたいに電柱ばかりで景観がだいなしってこともない。
ストレスなく写真が撮れました。




太陽の神殿も見どころのひとつ。


 

 


アルパカちゃんやリャマをつれた人が散歩しています。


・・・ではなくて、一緒に写真を撮ったり、抱いたりできるけど有料サービスってやつ。



 

道でパンを売ってる人。

クッションみたいに大きなパンですが、地元のお客さんがひっきりなしに買っていました。





オサレ野良犬?

だいたい放し飼いでした。








ペルーでは、野良犬なんだか飼い犬なんだかわからないくらい、道にお犬様がいます。
多分野良犬。






そうそう、クスコは標高3400mの場所にあるので、高山病にかかりやすいと言われています。

私は比較的高山病は無縁の人なんですけれど、それでもクスコの町での歩くスピードはかなり遅かったです。

でないと、クラクラ頭痛がするんです。


そんな中、クスコの町にジムがあり、走ってる人(画像の地下に走ってる人がいた)がいて。

この人は自然に高地トレーニングをしてるってことなんだなと思いました。。


私はさすがに走れません。

日中のクスコはそれでなくても暑かったし、日差しが強かった。






こんなにエレガントな信号、みたことないです!








それから、クスコは石畳の道も見どころ。

街中でよくみかけますが、一番美しいのはこのロレト通り。








マチュピチュ遺跡の石組みも圧巻でしたが、こちらクスコの石組みも鳥肌が立ちます。


全部きれいにぴったんこ。

カミソリの刃1枚もはいらないという精巧さです。








これーーー!!

こんな石組み、なんのために。

これがあるところは重要な建物だということはわかりますが。


大変な作業だったはずですし、現代でこれを作ることはできないと言われています。


右の画像は、14角の石。

これは写真でなくリアルに見てほしいです。






これは12角の石。

インカ帝国の王族12人を示しているとか。





あと、ロカ通りというところにあるのがピューマの形をした石。

わかります?

わからないか。







こんな感じになってます。





石でこんなに感心したのは人生初めてよ。








マチュピチュはもういい(行くまでが大変すぎる)。

でも、クスコは人生でもう1回は行きたい!

と思っています。


マチュピチュ遺跡のあと(前より後がいい)は必ずクスコへ。

そして1泊じゃもったいないです。