春に青森へ行ったときにココにも行きたかったのですが、なんせ日帰り青森だったために時間がなくて断念。

今回、念願の八戸です。

八戸に来たら、ここに寄りたかったのです。 陸奥湊(むつみなと)。

始発の電車(本八戸5:43発)から2駅。たった6分で着くのですが。






無人駅を降りるとすぐに観光案内所。

・・・ですが、地元の方の憩いの場と化していまして、みなさんで朝のコーヒーを召し上がっていました。

で、観光客が何かを尋ねにくると、そこにいた地元のみなさんが対応しているという和やかな雰囲気。



私は、目的地にさっさと向いました。

駅から数分のところだそうです。






ギャォ!

朝から並んでるw

開店時間が6時。もうまもなく開店時間なのですが、なんと24人の方が私の前に並んでいました。。


そうです、ここ「みなと食堂」で朝ごはんを食べると決めてたのです。

とても有名で、特にここの「ヒラメの漬け丼」が最高に美味しいと評判なんです。


並ぶのがキライなので、普段でしたら「またにしよ・・・」と退散するのですが、

今回の目的はコレです。

しかも、青森は大きいし、観光してまたここに戻ってくる、ということは時間的に無理。

いろいろ考えて、並ぶことにしました。


席数は12席とのことですから、4回転目で私。ながっ!

しかし、ありがたいことに店の前に名前と連絡先を残しておけばあとから電話をいただけるそうです。

とりあえず、名前を残して駅のほうへ戻ります。





駅の目の前は魚市場。

ここは、開店時間が日本一早い(朝3時頃)市場らしいです。

3時って、夏はまだしも冬は無理。。全然起きられないです。

漁師さんの奥さんにはなれない。。


この魚市場は観光客にも人気らしく、観光バスが停車できるようなところがあったり、宅急便ですぐに配送できますというようなサービスも充実していたように思います。






まだ食べたことがない「いちご煮」。

缶詰じゃなくて本物を食べるときまでとっておきたい。






もちろん鮮魚もいろいろありました。

ウニもあったなぁ。。。安かったのですが、この先移動するので買えませんでした









帰りの新幹線でこういうの、食べたら美味しそうだなぁ。。。








あと、ここの市場の名物はこちら。

魚菜小売り市場。

市場の中の魚屋さんで自分の好きな魚を買って、ここで白いご飯とお味噌汁を買って食べるらしいです。

要は「勝手丼」スタイルです。






魅力的~。

食べたい~。

殻付きのウニがあったらこっちで食べてたと思います。

でもこの日はどうやらウニがあまり獲れなかったみたいです。







観光客だけでなく、地元の方も多かったです。

お惣菜を買ったり、新鮮な卵を買ったりしていました。

箱買いしている方の多いこと。きっと美味しくて安いのでしょう。









そして地元のおばあちゃん達は、買い物後には日陰でコーヒーを飲みながら(観光案内所でくれるコーヒー)しばし談笑していました。

朝から健康的な一日の始まり。いいなぁ。







そんなこんなゆっくりしながら1時間経過。

みなと食堂さんから電話がありました。



店内は12席ですが、カウンターだけでなくテーブル席もあり、小ぶりなお店ではありますが狭くはありません。

ここで注文する料理は最初から決めてます。ヒラメの漬け丼うお座です!


周りの皆さんも、ヒラメの漬け丼は必ず食べていました。

待つこと10分くらい。。

長く感じました。

待てなーい!








じゃじゃん、やっと登場。

これがあの、ずっと食べてみたかったヒラメの漬け丼です。

ヒラメがつやつやしています!そしてたっぷり!


注文してからさばいているのでしょうか。

鮮度がいいです。もちろん解凍した魚じゃない。

卵も新鮮。箸をいれると、ぷちん、とろんと割れました。







甘い!

びっくりするくらい甘いです。

ヒラメってこんなにおいしかったの??と思ってしまいます。

ヒラメには甘めの調味液がついていますが、ヒラメからの甘さを壊すことなくタレのほどよい甘さも重なっています。

そして、さらに卵黄の甘さ。 鮮度の良さを感じるおいしさです。

わさびのツンとした辛さが、甘さにアクセントとなっていました。

たっぷりの丼ぶりは、男性でも満足のボリューム。そしてこれで1000円。

これは来てよかった。大満足です。

たまに「ここまでやっときて、そしてこんなに並んだけど価値がわからない」という料理もあるのですが

ここのは「ここまできて、こんなに待ったけど、やっぱりよかった!」と思わせてくれる漬け丼でした。




みなと食堂海鮮丼 / 陸奥湊駅
昼総合点★★★★ 4.0