全校生徒が体育館に集められた。
私はもう心臓がバクバクで吐き気が襲った。
兄だということを確信せざるおえなかったから。
校長先生からの重たい言葉。
今でも鮮明に覚えている。
略「朝、遊具の所で男の人が亡くなっていました。遊具が汚くなってるかな、と思ったけれど汚くなってませんでした。」
おいおい、まてまてさっきから言ってる「汚い」ってなんだよ。
「汚い」って言葉が深く傷ついた。
兄が「汚い」って言われてるから。
涙が溢れ出てきそうで、気持ち悪くて、その場から逃げ出したかったけれど、全校生徒に知られてしまうことを恐れてなんとか耐えた。
各自教室に戻り、朝の会を開始した。
もう耐えきれなかった。
言葉が出なくて、やっとの声で友達に言った。家に電話してきてよいか?と先生に伝えてもらった。
先生が「?」と思ったらしく、私に近づいてきて理由を尋ねられた。
そんな理由を言っているほど余裕ないのに!
皆の前で号泣してしまい、先生も感じとったらしく、校長室に連れて行かれた。
それにしても校長室の椅子はフカフカしていたなぁ。
でも、すぐに保健室に連れて行かれた。
保健室の先生に号泣しながら今朝の出来事を言った。