こんばんは.

先月の放送

(ラジオ関西「シネマキネマ」)で

紹介した

「風たちの午後」

http://kazetachinogogo.com/


大阪九条・シネヌーヴォXに加えて

先週末から

神戸・元町映画館での上映が始まりました.


矢崎仁司監督が今から40年前に

仲間たちと自主制作した作品です.

フィルムの劣化等で長い間

公開の機会がありませんでしたが

現代の技術で修復されました.


制作されたのは昔ですが

内容が古くないのがすごいところです.

当時は

日本に限らず世界でも恋愛のカタチが

もっと閉鎖的だったと思います.

そんな中でLGBTQの要素を含めています.


美津という女性の誕生日.

ルームメイトの美津のために

夏子はおそろいの乙女座のネックレスと

バラの花を買って帰りますが…

美津には恋人が.

美津に密かな思いを寄せる夏子.

まさに“センセーショナル”な

ラストシーンへとつなぎます.


これらについて

台詞で伝えるのではなく

映像でみせることで

ストーリーを追っていきます.

思わぬ音が鳴り響き

普通なら聞きたい音があまり聞こえない.

最初は驚くとは思いますが

かしこく観るのではなく

感覚で観ることを教えてくれます.

大きなエネルギーをご覧ください.w


撮影は石井勲さん.

思わぬ効果を使用した

雨のシーンにも注目です.

また

このシーンの人物たちの表情も

興味深かったですよ.


大阪九条・シネヌーヴォX

http://www.cinenouveau.com/index.html

神戸・元町映画館

https://www.motoei.com/

にて上映中です.


貴重な機会です.

ご覧いただけると嬉しいです.

*** 市川クミ ***


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