先日友人の20才の猫ちゃんが天国に行きました。

夏休みの間、数日間留守にするとのことで

餌とトイレのお世話をしたばかりだったので

私もちょっとショックでした。。。

でもこうしたペットの最期の看取り方は

日本とスウェーデンで大きく違っていると感じます。

というのも、スウェーデンで飼われてるペットは

安楽死によって死ぬ動物が圧倒的に多いからです。

この友人の猫ちゃんもそうでした。

ガンを患っているということで

痛くて苦しい思いをさせて  多額のお金をかけて

治らないのに延命治療をするよりも

楽に死なせてあげる方がいい、という考え方が

スウェーデンでは主流なのです。

こっちに来て受けたカルチャーショックのひとつかもしれません。

日本だとやっぱり最期息を引き取るまで

面倒見る人の方が主流かなあー。

でも スウェーデンの人がペットを大事にしてない、ということは決してなく

逆に 動物の福利をしっかり考えている国だと思います。

例えば こちらのペットショップで買えるのは

魚やハムスター等で 犬や猫は

ブリーダーのところに行かないと買えません。 

その時に飼い主の審査もあり、

適切な飼育環境がないと見なされれば

飼うことはできなくなっています。

そのため、日本みたいに捨て猫捨て犬がいない国なんですよね~。

また ペットをずっと家に閉じ込めておくのも違法なので

仕事の人は昼休みに帰ってお世話したり

それが無理なら ペット保育園に預けたりします。

と言う風に 動物愛護が徹底してる国ですが

安楽死させると言うのに抵抗があるのは

私だけなのかなあ。。。?

うちは今 何も飼ってないけど   もし

犬や猫を飼ってて  そういう判断を下さなきゃいけない時に 

私は安楽死という手段を選べるのかー。

...うーん、やっぱり無理なんじゃないかなあ。。。

これって生まれ育った国の考え方が

染み付いてるってことなんですかねー。。。

とにかく、友人の黒猫、モリーちゃんの冥福を祈ります。