前回の記事でカルテについて書いたので、
今回は少しカルテ記入の話をしようと思います。
カルテ記入には、当たり前のことですが、
日時や場所、誰がどこでどうなって、その後どうなり、自分がどういう対応をしたのかということを、
読む人に分かりやすいように明確に記入しなければなりません。
人によって表現方法は違うと思いますが、必要なことが記入されているというのが大切です。
前にカルテ記入の研修会へ行った時のこと。
そこで、どうやってカルテ記入をするかなどを教えてもらったのですが、
特に注意されたことは、利用者を蔑んだ表現方法をしないということ。
(書き方の内容などは、日本とほとんど変わりありません)
そこでダメな例題として取り上げられた例の中で、特にひどかったのは、
「今日、OO(利用者名)は一日中大声で叫んでいた。
俺はそのせいで頭痛がした。wtf!」
というもの。
最後のwftは英語の「What the fuck」の略で、
この場合、日本語に訳すと「マジかよ!」みたいな意味になりますが、
英語だし、略語だし、この英語表現方法自体すごい汚いし、
しかもそれを利用者のカルテに書くなんてありえない。
(若者がSNS感覚でカルテを記入していたとしか思えない書き方です)
そして、「俺は頭痛がした」って、その介護士の状態で、利用者の状態とは全く無関係・・・。
でも、実際にあった本当のカルテ記入の話だそうです^^;
あとは、外国人が多いので、文法や表現方法の書き方のミスも多く、
その中の一つで私が少し笑ってしまったのが、
「OOさんのケーキが、息子さんを冷蔵庫に入れて言ったので、
フィーカでそれを食べさせて欲しいそうです。」というのでしたね^^
主語と目的語が入れ替わっただけというのは分かるんですよ!!
分かるんですが、息子さんを冷蔵庫に・・・と想像して、フフッと研修中に笑ってしまいました^^
私自身も、書き方の間違えがあるので、人のこと全然笑えないんですけどね^^;
スウェーデン人より上手に書くのは、日本人の私には到底無理なことだけれど、
そんなハンデが外国人の私にはあるからこそ、
必要事項や相手に伝えるべきことは、文法が間違っていても、しっかり記入するようにしています。
今のところ、文法や表現方法のことで苦情を受けたことはないので、
なんとか私のスウェーデン語でも皆さん理解しているようです^^