近頃、後姿美人を目にすることが多い。
街を歩いていても、思わず前に回って顔を見てみたくなることもしばしば。
皆オシャレになってきてるからなのか、日本人のスタイルがよくなってきているからなのか。


しかし、そういうときに限って、いざ前から見ると「ガッカリ」してしまうことが多いのはどういうことか。マーフィーの法則か。


きっと、これは何かワケがあるに違いない。
ということで、これを数学的に検証してみよう。


まず、後姿美人に遭遇する確率を1/xと定義する。街を歩いていて出会う後ろ姿のうち、何人に一人が後姿美人か、ということだ。仮に10人のうちの1人がそれであるならば、確率は1/10だ。


次に、自分の価値観で、美人と思える女性に遭遇する確率を、1/yとしよう。これは個人の好みによるので、人それぞれだろう。仮に20人中1人を美人と思うならば、この数字は1/20となる。


ここで、任意に後ろを向いている人が振り返ったときに美人である確率を考えると、後姿が美人であるかどうかに関わらず一律1/yとなる。
つまり、後姿が美人のときに前美人(?)の確率も、とりもなおさず1/yなわけだ。


しかし、1/xの確率で後姿美人に出会った場合、「後姿がこんなに美人なら前から見ても美人に違いない」という期待が生じる。
つまり、無意識下で1/yにxを期待変数としてかけてしまい、本来どのような状況下であっても1/yしかない美人遭遇率を、x/yと錯覚してしまっているのだ。
上記の例でいうと、本来1/20であるべきところを、1/2と錯覚しまっているがゆえに、「ガッカリ」しているのである。



…というのを知人に話したら、「小難しいこと言う前にまず鏡見なさいよ」と言われた。
ぐぅ!確かに人の容姿をとやかく言える立場ではなかった。
これを数学的に検証すると、自分の容姿がaで鏡の反射率が1/bで、x-a/y+b*2をcとしたならばxとyがzになって(以下続く)