今日はホワイトデーラブラブ

彼が新宿のマジックバー「カルヴァドス」に連れていってくれました目


薄いスケッチブックの中からボーリングボールが飛び出したり、

消えたと思った千円札が、キウイの中に入ってたり。


もうほんとにすごい!!セロの世界。


驚きの連続の90分でした爆弾


こんなエンターテイメントをプレゼントしてくれた彼に感謝ドキドキ



Nちゃん、すすめてくれてありがとう!!


Nちゃんからすすめられたその日に本屋で買って、電車の中であっというまに読みきっちゃった宝石白

涙をこらえるのが大変だった。

切なくて、すーさんの気持ち、さわこさんの気持ち、痛いほどわかって。


あと、少ししかでてこないけど、まいちゃんには本当にぐっと来た。


「なんでだろう、もう選べない気がするのは」


就職も大学も結婚も自分で選んできたまいちゃん。


35歳になって、妊婦になって、産休をとれない雰囲気から無職になる。

生まれてくる子供に早く会いたいなって「フッ」て笑ったりしてる。


ほのぼのとした幸せを感じているけど、だけど

今までの自分とはサヨナラしなければいけないこと

を一方で冷静にみつめている。


肌が荒れるまでがんばってきた仕事は一体なんだったのか。

でも良かったんだよね。きっとそうなんだよね。


でも、結局そうきたか、と思っている自分もいる。


子供を産むことで、

確実に変わってしまうことへの漠然とした寂しさ。


独身の友達すーさんに、変わらない今のわたしのうちにあっておきたかったと思う

まいちゃんの気持ち。



益田ミリさんてなんでこんなに女子の気持ちがわかるんだろう。


動揺して思わずページを閉じてしまったり。

共感して涙がとまらなかったり。


ぐさりとくる心理表現とはウラハラに、登場人物はほぼ無表情。

それも妙に心に残る。


とっても深い読み物でしたしょぼん