ブログのテーマとは関係ないが、書きたくなったので書きます。

 

車好きな私は、たまにドライブをする。

今日は、その「たまに」の日だった。

 

思い付きでドライブに出かけ、走りながら行先の方面を決めた。

その道中、シャッターの開いたガレージを横目に見た。

 

そこには、ボロボロのタイプ2(俗に言うワーゲンバス)があった。

タイプ2かーなんて思いながら、通り過ぎて行った。

 

帰り道、同じ道を引き返していると、行きには気付かなかった、古いアメ車が横に停まっていた。

すげー!!と思いながら、またも通り過ぎて行った。

 

通り過ぎたが、「車をいじっていた人はどんな人なんだろう」「あの車はどんな車なんだろう」とモヤモヤした。

そのまま家に帰り、日常に戻ろうとする自分と、そう思うなら引き返して話しかけてみようと思う自分とがしばらく葛藤した。

結果、これも何かの縁だ、警戒されてあしらわれたら、素直に帰ろう。

 

引き返した。

 

少しドキドキしながら、引き返し到着する。開口一番

「触らないんで、車を見てもいいですか?」

 

その人は快く

「いいですよ!」

と言ってくれた。

 

とても気さくな人で、話していると私と同じ市内で普段は生活し、週末になると田舎に借りたそのガレージで車をいじるのだとか。

完全に趣味の世界。

私もガレージでコツコツレストアするのが夢だと伝えると、

「車が見つかったらここに置いていいよ!」

と言ってくれた。

 

引き返して、話しかけてよかったと思った。

 

年末に、ガレージの片づけを手伝うことになった。

 

少しいつもと行動を変えたら、日常が変化する。

それをとても実感した一日だった。