網膜剥離? 手術しなくていいよと漢方名医が言った!

2015年、娘はド近眼で、中学からコンタクトレンズを使用している。


看護学生だった娘は、コンタクトレンズを買うたびに眼科で検査をしていた。


「お母さん、網膜剥離してるから、手術せんといかんがやって」


という。


「え? 手術? そんな!  なんで網膜剥離したん?」


「知らんけど」


網膜剥離の初期には自覚症状がない。


痛みを伴わない病気は本当に厄介だ。


精密検査を受けた大学の眼科医から呼び出しを受けて、親子で詳しく話しを聞く。

「網膜剥離が両眼ともあります。早めに手術をしないと、眼房水が溜まってきて、どんどん視野が狭くなり失明します」


がーん!そんな!


「すぐに手術をしなければなりませんか?

看護学校の実習があって、卒業まで待つことはできませんか?」


と娘は眼科医に尋ねた。


「うーん、2、3ヶ月くらいなら、なんとか大丈夫かもしれないけど、こればっかりは症状を見ていかないとわからないからね。毎週検査に通ってきてください」 


ワナワナ、ふるふる  娘の目が一大事!

どうしたらいいんだろう。

手術をすると、成功すれば剥離はつながるが、その後若年性白内障になるという。


失敗する場合もあり、その場合は失明。


そんな。ばかな!  そんな、

こんないい子がなぜそんな目に遭わなくてはいけないの?

神様!



手術しなければどんどん剥離が進み失明。


「怖いけど、仕方ないよ」娘は言うが、

いてもたっても心配だ。


大きな声では言えないけれど、

並々ならぬ直感の持ち主のわたし。


原因はあの


子宮頸がんワクチンを疑っている!


長男もMMRワクチンを受けていた。そして長男も網膜剥離の一歩手前の網膜裂孔だったのだ。両眼とも!


うちの家族は、網膜が弱点だから

人によって、副作用症状が現れる場所が違うが、毒物であるワクチンを注入したことにより、網膜につながる毛細血管に炎症を起こしているに違いない!と、わたしは疑っている。


何人もの子宮頸がんワクチンによる被害状況を見てきたのだ。


わたしはまだその頃、ワクチンについて無知だった。


中学校から言われるままに娘にワクチンを、3回も接種させてしまったのだ。


知らなかった、ごめん、情けない!

ワクチンめ!  この恨みはらさずにはいられない!


ムカムカしていた。一体何のために健康な体にワクチンを勧めるのか!

予防?  嘘ばっかり!

寝たきりになった娘さんだっているじゃないの!


思い出しても腹が立つこと請け合い。


手術かぁ、かわいそうに。


日々なすすべもなく過ぎていって。


ある日、母の薬をもらう薬局をどこにしようかなぁと思っていたところ、


感じのいい薬局があった。

グリーンハウスという薬局。


そして、東向きの入り口。


わたしはその頃、アーユルヴェーダを学んでいて、

その教えの中に


家、お店、会社というものは、建物のエントランスは東向きでなくてはならないと言う。


南東でも北東でもなく、真東向きの玄関より家に入れと。


まるでラピュタ!

「まひがしを目指すのよ!」


その薬局は入り口が真東向きだった。


この薬局に入るときっといいことが起こる、そう直感した。


薬草の匂い、魔女のような薬剤師さん、フラワーレメディ、エッセンシャルオイル、ラカンカ、体に良さそうなオリエンタルな雰囲気。


ミステリアスな薬局だなぁ。


フラワーレメディに興味のあったわたしは、レメディを眺めていた。


そしたら

薬剤師さんが

「うーん、チコリーね! あなたにはチコリがいいと思うわ」


頼んでもいないのに、そう告げる。


「へえ、わたしにはチコリ?  どうしてわかるんですか?」


するとおもむろに近寄ってきて、いきなり

ゲップを始めた。


はて? 何してんだ、この人!


「ふう、症状を見るとき、どっか詰まりがあると、わたしの方ゲップが出るの」


とか言う。


怪しさ満点。


まあいいや、母の処方箋を出すと、


「この薬、本当にいるのかしら?  お母さんどんな症状なの?」


と聞いてくる。


「余計な薬は飲まない方がなるべくならいいのよ、医者は一言きつく言っておかないと、どんどん出してくるの。気をつけて医師を選ぶことよ」


と、魔女的薬剤師は言った。


わたしは嬉しかった。話のできる薬剤師だ!

本物だ。

この人わかってる人だ。


すっかり信頼したわたしはぽろりと相談してみた。


「実は20歳の娘が網膜剥離と診断されて、2、3ヶ月中に手術をしないと、失明するって言われたんです。手術をしなければ治らないって、それですっかり滅入ってしまって……」


「手術なんか!絶対にダメダメ!  医師を紹介するわ。ただし、予約一杯で沖縄や北海道、関東からも患者がくる医師だから、すぐには予約はとれないわ。

早くても2ヶ月後になるけど、大丈夫よ。初心は2時間くらいかかるからそのつもりで、ここに電話して予約して見てもらいなさい」


2ヶ月後


その漢方の名医の診療所に


この際だから、母も娘もわたしも、3人とも診てもらうことにした。


どんな医師なのか興味があり過ぎた。ぜひ話をしたい会いたい!


想像していた医師とは全く違う風情。


ビートルズのジョージハリスンを日本人にしたような感じのすらりとしたイケメン❣️



タイプ!  素敵!  ひとめぼれ。


しかしかなりな頑固ものっぽい。


ひとりに2時間近くかけて診察してくれた。


舌をみて、舌の裏をみて、お腹を診て触って、足を診て、目が悪いと言っても全身を見るのだ。


そして、生活時間、食べているもの、運動しているかどうか、すべての生活の話を聞いてくれるのだ。


まさに名医とはこのこと!

ホリスティック医学とはこのこと。

東洋医学とはこういうことなのよ!


とわたしは嬉しくて興奮しまくってた。


素晴らしい医師に出会った。


ラッキーだ。


東向きの玄関の薬局は魔女ではなく

私たちにとっては天の使いだったのだ。


アーユルヴェーダを学んでなければ、東向きの薬局など気にしなかった。


東向きの薬局だったからなのだ。


運命のアーユルヴェーダ

愛しい東洋医学!


嬉しくて嬉しくて涙が溢れた。


「手術、しなくていいよ。そのかわり

添加物食品をやめること、足を使って毎日1時間は歩くこと、砂糖を取らないこと、パン、小麦粉、牛乳をやめること、夜は早めに寝て睡眠をよくとること、食事は和食にすること、海藻豆豆腐玄米、自然食品店で売っている調味料を使うこと」



やはり、そうなのか。


それから毎月漢方医のところに家族3人で通い、娘は並行して大学病院の眼科にも手術を待ってもらっているため検査に通っていた。


いよいよ、卒業の3月。

8月から通っていた漢方の診療所に。半年経っていた。


「お母さん! 大学の先生が、『あれ?  おかしいな、網膜がくっついてるけど。 剥離してたところ、つながってるね〜、これならすぐに手術しなくていいかもよ。もう少し様子みて、検査だけ続けてみる?』って、言ってくれた!」



「あー!神様、ありがとうございます。娘はもうきっと網膜剥離の手術を受けることはないでしょう! 治したんだ! 生活を変えて食べるものを変えて!」


お菓子やパンが大好きで、特に牛乳が大好きだった娘。


和食に徹し、おやつはおにぎりを自分で作り、甘いお菓子は食べない。砂糖も使わない、運動をしてよく歩く。


娘は守って実行したのだ。やり遂げた。


そしてもう一つ、漢方医のすすめもあり、

鍼灸医を紹介してくれて、毎週、ハリ治療にも通っていた。


ハリはどこに刺すかというと 頭部に何本も刺したと言う。


「目の病気ってあたまに鍼を刺すんだね〜、頭ばっかり刺してたよ、たまに足とか」


そう言ってたなぁ、頭皮の刺激は目にいいのかもですね。


めでたし、めでたし。


何が言いたいかというと、

手術をしたくない!と直感的に思った場合、ぜひ西洋医学だけではなく


漢方医を探してみてもらって欲しい。


よけいな手術より、治る方法があるかもしれないのです。


安易に決めてしまわないで、もしかしたら添加物をやめ、食事をいいものにしたら治る病気なのかもしれませんよ!


気をつけて!


ヤブ医者がはびこる現代医学。


どうか気をつけて!