日記を毎日書くことで幸せになるなんてお得すぎる




みなさんは日記を書いていますか?


2016年訪問看護時代に2人の利用者さんに薦められて、日記を書き始めました。


5年日記2冊目です。


最初に会ったのは、肺がん末期の80代の方で、毎日訪問していていろんなお話を聞きながら体を拭いていました。


18歳で兵隊に行った時も戦時下の中でも手帳に日記を書き続けてきたという。

そして病床のいまも書いており、70年以上継続していた。


もう1人は、27歳でALS発症し、30年近く寝たきりになった60代の女性。

5年日記の中にびっしりとこれ以上細かい字は書けないというくらいの文字。

ヘルパーさんが代筆している。


その2人のこれまでの日記を見た時、すくんでしまって何も言えなかった。圧倒してくるものがあったんですよね。


すごいですね、でもなく、‼️という心の中の声にならない感嘆だけが意識に残って。


それで、あのすくみようは、あの感嘆はいったい何故なんだろう?の謎をときたくて、早速私も5年日記を買ってきた。


「日記を続けるコツは、自分の思いを書くよりもあった出来事、周囲の人の話を書くと淡々と書ける」と、80代の男性は話していた。


ALSの女性は、真夜中に視点を使ったワープロで2時間以上かけて、文字を入力して、翌朝ヘルパーさんが、日記に書き写していた。

ALSの女性もその日に会った人、家族のこと、淡々と記していた。


私も真似してみて、過去の日記を振り返ると発見があった。


5年日記なので、去年の今日の日記が上の段に書かれている。


そしてわかったのは、


確実に


例外なく


「去年の今日より、今が幸福だ!」


「去年と比べて、精神的にも幸せだ」


「去年の今よりは、よくなっている」


ということ。


そんなことを客観的に見た時


時間の経過の中には進化しかなく、進化とは

良い変化のことであり、


一瞬悪い変化に見えることも実は

よい進化となっている。


何も恐れることはない。

未来はどんどん良くなるしかないということ。


日記を書いてみるとわかる。


ぜひやってみてほしいこと。


淡々と日々の変化を記すだけ。


おまけにね、体重や食べたものも書いておくと、体重は常に安定するし、何を食べると一瞬で太るのかとか、次の日不調になるのかだとか、細かく自分のトリセツがわかる。


顔も年相応にシワは増えたとしても、表情やオーラ、雰囲気は確実に去年の写真よりはよくなっている。