9月17日(木)vs.DeNA 18回戦(神宮) | One Step

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前日の16日、連敗を6で止めたヤクルト。約1ヶ月ぶりの連勝を狙うマウンドにはこの日昇格した高梨。9月4日の中日戦(神宮)以来、中12日での登板となる。
初回、ベイスターズ打線を3人で退け、抜群の立ち上がりを見せる。
すると、2回裏、先頭の6番・坂口が中前安打を放ち、チャンスメイク。続く7番・廣岡の遊ゴロをショート・柴田が悪送球。一塁側に転々とする間に一走・坂口が激走し、ホームイン。ラッキーな形で先制に成功。なおも無死三塁とチャンスの場面だったが、下位打線の後続が倒れ、1得点のみ。続く3回も一死一、二塁のチャンスを併殺で潰し、なかなか追加点を取れない。
一方、先発・高梨は2回以降毎回ランナーを得点圏に置く厳しいピッチングも要所で粘り、ベイスターズ打線に得点を与えず。結局5回を89球3安打無失点に抑え、マウンドを後にする。
追加点の欲しい打線は5回裏、一死から1番・濱田がベイスターズ先発・ピープルズのスライダーに反応し、1号ソロ。これがプロ初本塁打・初打点となった。リードを2点に広げると、続くエスコバーが2打席連続となる二塁打。3番・青木のタイムリーで3点目。さらに、四球が絡み、ここでベイスターズ先発・ピープルズは降板。代わった2番手・伊勢から6番・坂口が犠飛を放ち、4-0。徐々に流れをつかんだ。
6回、ヤクルトは2番手・近藤が登板。1四球はあったものの無失点で抑える。
その裏、ベイスターズは3番手・山崎康が登板。一死後、代打・中山が3号ソロを放ち、リードは5点に。中山は自身今月代打で3本目のホームラン。月間球団最多タイに並んだ。
7回には、代わった4番手・武藤から西浦の中前適時打、廣岡の犠飛、濱田の2点適時打で4点を挙げ、9-0とした。
投手陣は2番手・近藤のあとは、7回中澤、8回マクガフ、9回長谷川と繋ぎ、ベイスターズ打線に得点を与えず。9-0と快勝した。
先発・高梨は8月20日の対中日戦(神宮)以来、約1ヶ月ぶりの勝利で3勝目。チームは濱田、中山など未来を担う選手たちの活躍で8月15、16日の対DeNA戦(横浜)以来の連勝を飾った。