公務員の土木職に必要な資格
一般的に公務員の土木職では、民間では確実に要求される資格はあったほうがよいという程度の認識であり、絶対に必要な資格というわけではありません。しかし、採用の過程において、エントリーシートは必ずチェックされるために、面接まで進んだ段階で資格を習得しておくと、力を発揮してきます。
土木職を受験するにあたり、有利になる資格は技術士(建設、総監建設)や1級土木施工管理技士、1級舗装施工管理技術者などの資格が採用において有利に働きます。


公務員の土木職を目指す就活生におすすめ参考書3選
土木職の公務員採用試験では、一次試験として教養試験と土木の専門試験を受けることになります。そのための対策として、教養試験と土木の専門試験の両方において、高得点をマークできるようにしておく必要があります。

ここでは、それらの対策に備えておすすめの本を3冊上げ、教養試験の各分野の対策と、土木の専門試験の各分野に対策できる本を紹介していきます。特に教養試験はかなりの広範囲の試験となりますので、計画的に学習して準備をしていくようにしましょう。

おすすめ本①

初めにおすすめする本は、国家総合職 教養試験 過去問500 2019年度 (公務員試験 合格の500シリーズ1)です。この本は国家総合職の教養試験を扱っていますが、このシリーズの本はそれぞれ、国家公務員の総合職と一般職、及び地方公務員の上級と一般の過去問をそれぞれ掲載し、丁寧な解説を加えたものになります。

まず、過去問を一通り見て繰り返し学習することによって、自分の苦手な分野を把握し、そこを補強し強化していくという戦術が有効です。公務員試験の教養試験は、非常に広範囲に出題範囲が渡りますので、苦手な分野があるとそこで確実に点を落としてしまい、試験を突破しにくくなるため、克服していく必要があります。

おすすめ本②

次におすすめする本は、公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 人文科学 (公務員試験新スーパー過去問ゼミ)です。この本も、タイトルは「人文科学」の分野を扱っていますが、他に「自然科学」と「社会科学」の分野を扱ったシリーズ本が同様にあります。土木職を受験しようとする学生は、大半が理系学科の出身の学生であることが多く、文系科目はあまり勉強しないで臨む人も多いです。

しかし、文系科目こそ理系科目よりも、覚えているか覚えていないかをダイレクトに問われる問題が多いため、ここで点を落としている学生が非常に多いことも特徴です。言い換えれば、ここで得点をできるようになれば他の受験者に比べて一歩リードすることができると言えます。

おすすめ本③

最後に紹介する本は、土木職公務員試験 専門問題と解答[必修科目編]です。これは、一次試験での教養試験と同時に行われる土木科目の専門試験用の対策本になります。これは土木職の専門試験の最も大切な要素である構造力学、水理学、土質力学を全て網羅した1冊となっています。

これ1冊をマスターした後に、残りの土木材料楽屋、耐震工学、測量といった選択科目を総まとめした同シリーズの本が出版されていますので、まず必修科目の対策が十分に終わった後、選択科目編を読んで、自分が得意とする科目を伸ばしていく勉強の仕方をすると、高い効果を得ることができます。専門科目は大きく差がつくことは一般的にあまりないので、知識を深め、試験に臨むことが求められます。

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